**歌舞伎町の女王_01**
昼間の歌舞伎町を歩きながら、彼女は考える。
「銀座にいた頃より大変だな」と。。
六本木と歌舞伎町の掛け持ちで何せ朝まで仕事をしていた頃に比べたら、きっと今は幸せなのかも知れないな。
あることを除いては・・・
あること→「人を好きになること」
つまり恋をすることだ。
彼氏がいなかった訳ではないし、付き合えば長い。
しかし、彼女にとって恋愛から結婚に変わる感情は芽生えなかった。
今も。。
相手は「何で?ずっとそばにいたじゃん?仕事も否定しなかったじゃん?」と言わんばかりに質問攻めをしてくるが、彼女にとってそれはどうでもいいことだった。
何がそうさせたのか?
今だにわからない。
今日はこの辺にしておきましょう。
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