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誰かや何かへ憧れを辞めて、自分の人生ゲームに戻ろう。

普段、野球にまったく興味が無いのですが
大谷翔平選手がカッコ良すぎて、さ見ちゃいましたよね……!!!

(今日の試合では)野球をやっていれば誰しもが聞いたことのあるような選手たちがいると思うんですけど、
今日一日だけは、憧れてしまったら、超えられないんで。

僕らは、超えるためにいます。
トップになるために、来たんで。

今日一日だけは、彼らへの憧れを捨てて、
勝つことだけを考えていきましょう!

この言葉に痺れましたよね、本当に。
勝負の世界に留まらず、人生全般において大事なことだなぁと思う。


この人のような生活がしたい、
この人のような働き方がしたい、
この人ぐらいお金がいっぱい欲しい、
この人みたいに沢山の人から愛されたい、
この人のように自由に生きてみたい、
この人のように自分らしく生きたい、

そういう憧れは、SNSを見ていれば抱きやすい環境にある。
特に、自分が持っていないと錯覚しているものほど過度な”憧れ”を抱く。

そして、そういった他人を鏡にした憧れを
「自分らしさ」や「自由」と誤変換する人があまりにも多いと思う。


だけど、それは違うよ。

憧れをソース(根拠)にした「自分らしさ」「自由」というのは
本当のあなたらしさ、本当のあなたが欲しい自由じゃなくって

他人のコピーに過ぎない。

他人のコピーを追ってれば、自分を見失うだけだよ。


しかも、”憧れ”という名の他人のコピーっていうのは
あくまでもその人の一側面にしか過ぎなくて、全体ではない。
憧れのその人には、一側面以外にも沢山の面がある。人は多面体だから。

その一側面(お金、地位、人気、キャリア、容姿)を”自分の見たいように”綺麗に切り取って、いいなぁ私も欲しいなぁと憧れている時点で、完全に自分を置いてけぼり。

「いいなぁ私も欲しいなぁ」という言葉は、
「そんなの私、持ってない」という欠乏感を助長するだけ。


で、欠乏感を助長させると何が起きるって、自分で自分を他人より下に置く。

本当は上とか下とかそんな概念ないけど、勝手に自分の基準の中で
「私は憧れの要素を持っていないから、この人よりも劣っている」と認識しやすい。

(100%そうなるとは言い切れないけど)

勝手に憧れて、勝手に劣等感を感じるの、めっちゃドMゲームだと思いませんか?


”憧れ”ってのは、他人の人生ゲームを指くわえて見ている状態なのだと思う。


「こんな武器持ってる、こんなステージにいる、進むのめっちゃ早い、うわもうこんなに課題攻略しちゃったんだ!スゴイなぁ~」みたいな。

けど、他人の人生ゲームを見ていたところで、自分の人生ゲームは起動しないでしょ?
先に進まないでしょ?

自分のゲームを進ませるためのコントローラーを手放して、
自分のゲーム画面を見ないで、他人のゲーム画面を見ているだけなんだから。

私も他人の人生ゲームばっか気にしていた時期があるのでよく分かるんだけど、
他人ばっかり見ている時って、たぶん、自分のゲームが死ぬほどつまらないんよ。

極論ココです。


だけど、自分のゲームがつまらないんだったら、面白くすればいい♪

自分にはどんな武器を持っていたっけ?
自分は今どんなステージで遊んでいたっけ?
自分のすぐ近くには、どんな人がいたっけ?

自分が今手にしているものに目を向けて、何をどうやってどんな場面で活用してみようかと工夫を考えることそのものが面白さであり、ゲームの醍醐味なんじゃないかな。

今ぶち当たっている壁があるのだとしたら、
どうやってそれを乗り越えられるのかを試行錯誤したり、失敗して落ち込んだり、上手く行って何かを掴んだり。

もちろん、進むだけがゲームじゃないから、立ち止まったり休んだりしていい。
遠回りしたから出会える人や物だって沢山あるし、
実はそれが一番の近道だったと気付く日が来るのかもしれないし。


そういった波を乗りこなすことこそ、一番楽しいと感じる部分なのだと思うな。

だって、めちゃスイスイ進むゲームって退屈やん。たぶん。
(私、ゲーム全くしないから憶測で書いているけど…笑)


他人の人生ゲームの凄さを発見できるのだったら、
自分の人生ゲームの素晴らしさだって見つけることが出来るよ。絶対に。

「憧れを辞めましょう」ってのは、

「自分のゲームに集中しましょう」ってことだと思う。

実家にある人生ゲーム。懐かしい!好きだなー!

私の友人が「自分で考えることを放棄している人は、自分で考える楽しさを知らない人だ」って前に言ってて、本当にその通りだと思ったのですよ。

自分で考える、自分で決めるって、めちゃくちゃ面白い。それがゲームの醍醐味やん!


私も大谷翔平くんを見習って、自分のゲームに集中しようと改めて感じたのでした(^^)

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