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潜在意識の書き換えは「書き換えなくていい」と腑に落ちた時が成功
「潜在意識の書き換え」って言うと
何か都合の良い形で記憶が書き換わっちゃうとか、
書き換えたら全ての事が順調に進んでしまうとか、
そんな期待を抱いていた私なのですが(笑)
全然違ったよ!という話をしたいと思います。
ちょっと前に、
自分が人生最悪で大きなトラウマだな…と思っていた出来事に対して、
”あるワーク”をしてみたのです。
”あるワーク”を簡単にお伝えすると、
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①その時の感情を明らかにする(ここ飛ばしちゃダメね)
②その出来事で失った・出来なくなったと思っていること=自分にとってのデメリットを書き出す(とことんネガティブになってOK)
③自分の人生にとって何が大事なのかを明らかにする(人生の優先順位)
④その出来事によって得たこと、本当は何も失っていないことを見つけていく(ココが最難関)
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というステップでやっていったのですが、
その”人生最悪の出来事”だと思っていたことは
実は、私が一番望んでいたことが叶っていた瞬間でもあった
ということに気付いたのです。
……もうね、認識が180度ガラっと変わったような感じ。
その瞬間に、
今までその出来事を通じて抱いていた様々な感情(怒り、悲しみ、寂しさ、苦しさ、恥、絶望)が全部ふわっと消えていって…
涙が止まらなくなったんですよ。
言葉にするのは難しいんだけど…
その出来事を忌み嫌う気持ちが無くなって、あって良かったんだなって心から思えたというか。
この時、すんっごくよく分かったんだけど
書き換えようってしなくていいの。
「書き換え」って、
今あるものはダメだから・不都合だから消す、みたいな
”排除”のニュアンスが強いな~と何を見ても思うのですよ。
排除したいという気持ちはダメじゃないし
そう思うほどに辛く苦しい…ってことなんだけど
排除したい、という気持ちのまま書き換えても
臭いものに蓋をするのとほぼ一緒なんだよね。
それって、
書き換えじゃなくて”封じ込め”みたいなもんだし
辛く苦しい気持ちまで抑圧してしまうので
むしろ逆効果じゃないかなぁと。
書き換えた先の”都合の良い状態”を渇望するのは
書き換え前の”都合が悪い状態”を否定し続けるってことだから
結局のところ、
否定し続ける状態はずっと変わらないということ。
(否定し続ける状態が本心、そっちが95%だから)
だけどね、
実際、書き換えようと思って意図するんじゃなくて
出来事に対する「認識」が変われば
排除する必要も、排除したいと思う気持ちも、
自然と無くなっていくんです。
記憶としてはそのまま残っていますよ。
だけど、
思い出すことへの苦痛は無くなったし
かといって、
「これは素晴らしい出来事でした♡」だなんて
綺麗にまとめるようなことも無い。
当時の自分が嫌だって感じた気持ちは、本当だし。大事にしてるし。
これは嫌だった
これは良かった
ポジティブとネガティブが両方見えた
”ニュートラルな状態”になることこそが書き換えの真相。
書き換える必要なんてない
そのままで良かったんだ
って腑に落ちた状態が、書き換わった状態なんだと思います。
ほんまに逆説的に満ちている(笑)
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あらゆる角度から見つめてみると
真実が見えてくる
オランダの美術館にて
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