見出し画像

トランスサタニアンの影響を上手に活かすのに避けては通れない道はこれだと思う

以前、「トランスサタニアンの影響を強く受ける人の生き方戦略」という記事を書いたのですが、アクセスが多かったんですよ。それだけ、トラサタに関心を持っている人が多いのかな?

よく読んでもらった記事ですが、

消しました!すみません(笑)


というのも、伝えたいのはそれじゃない!こっちやわ~!という本題を思い出したので改めて書きます。


まず、トランスサタニアンの影響というのは人生の中で誰でも受ける時期が来ます。ここは大前提。
ただ、ここで言いたいのは出生図の個人天体やアングルに対して結構タイトにアスペクトしている状態の人向けに。


ちなみに先に書き添えておくと、私自身も個人天体とトラサタのアスペクトは結構強くて

金星は冥王星とゆるく合、
太陽は天王星と海王星と合、
火星は冥王星とスクエア、
(マイナーアスペクトを入れれば、月と海王星もあります)

という感じの盛り具合。
ホロスコープを初めてパっと見た時に、団子に連なる天体群×2とそれを含んだハッキリとした赤い線の三角形(=Tスクエア)を見て絶望的でした(笑)

中でも一番キツくて扱いづらいのは、火星と冥王星のスクエア。

追い込まれるほど死ぬ気で頑張れる、中途半端が無理なので120%全力を出し尽くす!みたいな爆発的なエネルギーを常に内に抱えているので、なかなかに扱いづらい。

適切に消化していかないと事件事故にも繋がりやすいと呼ばれているアスペクトなので、しょっちゅう運動して発散してます(笑)


で、私の話はさておき本題へ移ると、トランスサタニアンの影響を上手に地上で生かしていくのに避けては通れない道というのは、

キロンを超える=傷を癒し超えること

じゃないかと。


「傷を癒す」と言うとちょっと大袈裟かもしれないけど、私の感覚で表現するならば

(魂が持ちうる前世の経験も含めて)今までの経験の中で培ってきた傷み、自分を幸せにしない思い込み、才能能力を発揮するのにストップをかけてしまうような記憶等を、癒すこと・超えること

という感じ。

この話に関しては結構確信を持っているんだけど、それは何故かと言えば、惑星の軌道が関係していて。


私たちが住んでいる3次元世界の領域は、時間と空間に支配されています。
西洋占星術で言えば、月から土星までの7天体の枠内の話。

で、トランスサタニアン(天王星、海王星、冥王星)は土星よりも外側に軌道がある。ここは3次元を超えた世界。

だから、地上に生きる私たちがその影響を受ける時には「こんなことが起きるの?」みたいな大きな恩恵も、痛みも、あるわけです。
私たちの頭で考え得る「良い」「悪い」という3次元的な思考は大きく超えた見地から事が起こるので。


そういった3次元的なことをガッツリ超える領域を扱うのって、それを扱う人間の器が問われると思うのです。


というのも、3次元を超えたエネルギーを超ザックリ言うならば「破壊」もしくは「創造」。

当たり前だけどどちらも諸刃の剣で、この地球や多くの人間にとっての幸せに繋がる方向で使うのか、何かを壊したり痛めつけたり未熟な我欲の為に使うのか、
その意識次第で大きく世界は変わってしまうじゃないですか。

だから、それを簡単に使えるようになる前に、人間の器を問う。
問うのに最適なのって、痛みや試練を超えて行けるかどうか?じゃないかと。


惑星の軌道に話を戻しますが、3次元領域の境目である土星と天王星の間付近には、小惑星キロンが軌道を描いています。ここがポイントだなって思ってて。

わざわざ、土星と天王星の間らへんにいるのですよ!それが宇宙の不思議であり凄みだなと感じる。

こちらから画像をお借りしました
白い円の軌道がキロン、黄色が土星、緑色が天王星


これは私の人間的な解釈でしかなく、正解でも何でもないけど、

3次元を超えた領域の力を扱うには、まずは3次元的な世界(時間と空間の制限)をしっかりと味わい使いこなし、その上で自らの傷をも超えていく。

その傷は、今回の人生の早い段階で躓いたり傷付いた部分、もしくは前の人生で持ち越した課題と言ってもいいかもしれない。

そして、その傷を超える時に味わう様々な感情体験を通じて、私たちは自分にとって大切な”経験に裏打ちされた叡智”を獲得する。

そのプロセスを経て叡智を手に入れた時に自らの器が広がることで、扱える領域が広がる。

そうやって自らが進化していく先に、時間と空間の制限を超えた次元にアクセスしやすくなるんじゃないかなぁ。


だから、トランスサタニアンがどうだこうだを扱う前に、

自分の能力や才能を思いっきり打ち出すのを阻んでいる自分の痛みを癒す方が先決だと思う。


東洋系の占術では西洋占星術よりも「家系」的な側面を重視して見る傾向があって、
その辺りを観ていても、人それぞれ家系における役割が全然違うし、その潮流の中で背負ってきた業みたいなものの重さも結構違う。(重い人はマジで大変だと思う)


一筋縄じゃいかないことも、色々あるかもしれない。

だけど、様々な癒しの方法が存在するし、プロセスも色々だから、もう現代においてはキロンを癒す課題って

できるか、できないか、の次元じゃなく
やるか、やらないか、の次元に来たのかな。

(やらないからダメとか、できないから能力が無いとか、そういう事では全くないことを書き添えておきます)


きっとキロンの傷を本当の意味で超えた時って、その人にしかない魅力に溢れるんだと思うし、自然とトラサタの力を使いこなせる方向に向かう気がする。

私もそのプロセスの途上にいるんだけど、そんな気がしてならないし、そうだといいなぁとも思います。


ということで、トラサタの影響を幸せに活かしていくためには、

自分の能力や才能を思いっきり打ち出すのを”阻んでいる”自分の痛みを癒す方が先決だよ!というお話でした。

興味がある人は、キロンのモチーフとなっているケイローンの神話に触れて見るのもいいかもですね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?