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世界を眺めて

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孤島の窓辺から、世界を眺めて感じたこと。日常のニュースや出来事とともに、短い文章で呟きます。
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#エッセイ

孤島の窓辺から #025「形あふれる時代に、必要なもの」

昨日まで信じられないと思っていたことが、 今日の当たり前になってしまうのが 僕たちが、今生…

孤島の窓辺から #024「自分にとって価値あるものは」

「日本人は、どうしてそんなに新品が好きなんだ?」 海外に住む友人に そんなことを聞かれた…

孤島の窓辺から #023「海をも越える想い」

「家族の誕生日?」 「そんなことで会社を休むなんて お前は何を考えてるんだ!」 会社員時…

孤島の窓辺から #022「人生を変えるほどの偶然よりも」

不思議なことですが、 「一つの偶然」で人生が大きく変わる人たちを 今まで幾度か見てきました…

孤島の窓辺から #021「日常を丁寧に」

便利な時代になったもので、 なんでも「ながら」生活ができる時代に 生きているんだなと感じま…

孤島の窓辺から #020「それぞれの理由」

見た目で差別をしてしまうということは よくあることですよね。 例えば茶髪だというだけで 不…

孤島の窓辺から #018「信用をつなぎとめること」

僕は、お金のことに関しては 経済を生業にしていた父に、 その多くを学びました。 よく言われたことは、 お金はあくまでも媒介物でしかないということ。 大切なのは全て「信用」なのだと。 たしかに、国が「信用を保証」してくれるから、 お金は紙切れでも10000円。 たとえ今、現金がなくても、 「将来の時間と労働力」を信用に変えられるからこそ 一般人でも借り入れで数千万円もの家が買えます。 大げさに言えば、 お金なんてなくても信用があれば生きていける。 それが現代というもので

孤島の窓辺から #017「透明性の求められる時代に」

この孤島の窓辺から、 思いを馳せていると、 世界各地を転々と放浪していた時のことを思い出し…

孤島の窓辺から #016「本質を知る人」

時代の変化とともに 自分の在り方を問われる時があります。 例えば自分の業界の周辺でも、 そ…

孤島の窓辺から #015「思いは引き寄せられる」

僕には、過去に不思議な縁だったなと 感じることが幾つかあります。 例えば、少年の頃に欲し…

孤島の窓辺から #014「憧れのままに」

僕は田舎で育った経験があるからか 森や山に対する特別な思いが昔からあります。 故郷の家に…

孤島の窓辺から #013「つながりたい時にだけ」

世界中をつないでいたものが 一度途切れると、 それだけで大混乱をきたすことがあります。 例…

孤島の窓辺から #012「目的の無い旅を愉しむ」

人は何かを求めて旅に出ます。 僕自身のことでいえば、 美しい絶景を眺めに北欧に行ったこと…

孤島の窓辺から #011「残すべきもの、変えるべきもの

今日は孤島の浜辺から海を眺め、 日本で話題になっている 「はんこ文化」について考えていました。 その昔、 祖父の教えで書道に夢中になっていた頃、 僕の家では「はんこ事件」なる出来事があったんです。 多くの方がすでにご存知かと思いますが、 書道には「落款」という朱色のはんこがあります。 作者の証という役割でもありますが、 その小さなはんこの存在が、モノクロの書道作品を引き立て 作品の魅力を更に高めていくことがあるんですね。 書道の世界では、 落款を押す場所で、その作風が大