孤島の窓辺から #019「誰かに依存し過ぎてはいないか」
一人の人間が世界に
大きな影響力を与えるということがあります。
その昔、世界で戦争が起こっていた時代に
独占政権の中で権力を振るってきた人物が
一つの時代を動かしてきたなんてこともありました。
また、ある時にはそんな世の中を打破しようと、
革命精神で若者を牽引し、
新しい価値観で時代を拓いていった人もいます。
その一方で、
そうした時代の激しい変化に怯える民衆に寄り添い、
励まし続けた人だっています。
あらゆるところで
「ある一人」が世の中を支えてきた歴史が、
この世