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フリースクールマップ作りました

ででん!!!(笑)

突然ですが、「フリースクールマップ」を作りました^^ その地域はというと、「埼玉県 県央川越比企地区」にあるフリースクール一覧(以下、掲載施設)です♪



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今回は、地域のフリースクール間での連携を取りながら、地域みんなで子どもの成長や学びの場の選択肢の情報を得やすくするためのツールの1つとして、フリースクールマップを作製したことを報告します♪ 

そこで、この記事では、フリースクールマップを作ることになった経緯と理由、フリースクールマップ作製のポイント、フリースクールマップの活用方法などについてまとめていきたいと思います。


1 フリースクールマップをつくることになった経緯

フリースクールマップを作ろうと考えたきっかけは「地域のどこにフリースクールがあるのか分からない!」「学校以外の学びの場の一覧があったらいいのに…」という個人的な課題感でした。

私自身の経験からも「フリースクール」というワードは、最近ではよく耳にするようになったものの、どこにあるの?それぞれの特徴はどんなこと?地域の中にはどのあたりにあるの?連絡先は?など…一つ一つホームページで検索したり、相談したりしないと…一言で言えば、必要な情報を細かく取りに行かないと手に入れることが出来ない仕組みをどうにかしたいという考えからでした。

また、フリースクール間の連携/協働を推進していくにあたっても同じ志を持つ先生方との地域を通しての繋がりや、意見交換などを密に行うことが出来る仕組みづくりにも役立つのではないかと考えました。更には、上記にも関係しますが、フリースクールという学びの場所が地域の中にどこにあるのかを一目でわかるマップみたいなものがあり、教育支援センターや地域の公教育機関などに置いてもらうことにより、話があった際に相談に応じた先生方の資源の1つとして活用してもらいやすくなるのではないかとも考えた次第です。

そこで、まずは近隣地域からと思い、でぃありす上尾のわたなべ先生、桜梅桃李の大渕先生と連絡を取り合い、全員合意で作成に至りました^^

生徒を取り合うでもなく、お互いのフリースクールの特徴、公教育機関の特徴、地域の特徴などを理解した上で、子どもたちにとって多様な学びのある地域づくりを、連携を図りつつやっていこうという意気込みです^^


2 フリースクールマップ作製の意図・目的

フリースクールマップ作製には上記の経緯で始めたものではありますが、その意図や目的は以下の通りです。

* フリースクールが地域の中にあることが一目でわかる

* フリースクール選択を希望する際のツールの一つとなる

* 公教育の先生/相談員の方々の資源としての一つとなる

* 学びの選択肢の場が市民の方々に多く知れ渡る機会になる

* 連携する際の一つの資料となる

* ・・・etc

上記の意図については、私自身は医療ソーシャルワーカーで勤務していた際、クライエントからの相談を受けた際、説明する為の資料の一つとして、相談室で情報を整理していたことをヒントにしました。多くの人にきちんと説明できる/可視化された資料の一つとしてあることで、理解しやすくなったり、その場の雰囲気を伝えられたりするので、今後様々な場面で活用していく予定です。


3 フリースクールマップ作製のポイント

フリースクールマップの作成のポイントをいくつか紹介させていただきます。

<項目について>

項目については、相談する中で最も時間をかけた箇所です。特にこのマップを必要としている方々がどのような情報を得たいと考えているのか?ということを中心に、初回問い合わせ内容の分析なども含めて行いました。その中で、生徒さん、保護者の方からの質問などで多いものなども考慮しつつ選定した次第です。

<構図について>

構図については、今回は3か所の掲載でしたが、のちに増やしていけるように考えています。最初の掲載特典(?)ということで色々と写真を載せられたりするようにしました。また、地図を載せることにより、どの場所にあるのか?位置関係なども理解しやすくなるのではないかと思い掲載することになりました。

<アップデートしやすい仕様>

誰でもアップデートしやすい仕様にすることも心掛けた点です。というのも、今後誰かが同じように取り組む可能性、そして一緒に行う仲間の方々が各自で編集などをしやすいように、Microsoft Officeのソフトをを利用して作成しました。


4 フリースクールマップの活用方法

フリースクールマップの活用方法は様々考えています。代表的な使用方法としては、公教育機関(教育委員会、教育支援センター、各学校など)へのご挨拶及び相談時の資料として活用することが最も多いかと思います。

昨日、でぃありす上尾のわたなべ先生とご一緒させていただき、上尾市教育センターに行ってきました♪


令和3年度上尾市不登校対策リーフレット
https://www.city.ageo.lg.jp/uploaded/life/269163_641651_misc.pdf

実際にフリースクールマップを受け取っていただいた感想として、「ちょうどこのような一覧になったものを作った方がよいと考えていたところでした」「悩んでいる保護者の方々の選択肢の一つとして、情報コーナーを設置して置かせていただきます」「今後も連携を取りながらよろしくお願いします」など、嬉しい言葉を沢山いただく機会になりました!

当然にしてでぃありす上尾のわたなべ先生が築き上げられた信頼関係と実績であることは、疑いのない事実ではありますが、上尾市教育センターとしての取り組みは先駆的な考えのもと、柔軟に意見を取り入れる姿勢など支援の軸がしっかりしている印象でした。一言…素敵だな♪と感じた次第です。

活用方法は上記以外にも様々な可能性があるものと考えられます。例として、HPでの情報公開、児童委員との連携、周知活動による効果測定など様々考えられます。

現時点では作成してのデメリットを感じていることはありませんが、情報等をアップデートしていければと思います。


5 まとめ

フリースクールマップを作ってみて感じたことは、一言「作ってよかった♪」です(笑)しかしながら、自己満足で終わりにしてはいけないと思っています。フリースクールマップの作製だけでなく、フリースクール運営に関わる全ての行動が、「地域の子ども達の育成につながっている」ことであるという意味/意義を念頭において行動していくことが最重要であると常に考えています。

今後も地域の子どもたちの育成に繋がると考えられることは全てやっていこうという気持ちです!学びの場に困ることがない地域づくりへ!この地域で生活できて良かった!素敵な地域だ!と言えるようにしてきたいものです^^

最後までお読みいただきありがとうございました!


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