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AIアートについて

AIアート(イラスト)がいろいろと騒がれたり、僕も面白いから試したりしてるけど、何となく先が少しだけ見えた気がする

ちなみにミッドジャーニーという現状猛威を振るうAIに描いてもらって凄い良い絵がアウトプットされ心底驚いた!

それを踏まえて予想だけど、
ちょっと確信があって、商業アートでは猛威を振るいジャンルによってはAIのみで完結するかもしれないけど(ゲームとかデザインは恐らく人よりAIのほうが多くなってくんじゃないかな)
社会全体のアート活動としては普及しないと思う

なぜなら、僕は割とすぐに飽きたし、どれだけ良い絵を出力しても実感が全く伴わないんだよね、快感が無い

絵を描く人って結局、昨日より1ミリでも上手く描けたり、1mmでも良い絵が描けること、それを再現できる能力をこの腕一本で得たことに喜びを覚える人種で、その創作行為=アウトプット出力中の時間そのものに価値を見出してる

創作活動でお金を稼いでる人たち(漫画家、イラストレーター、NFTアーティストとか)は、今後、コストパフォーマンスが最大になるAIアートを利用して食ってくかもしれない、しかしそれは、イラレやフォトショと同じであくまでツールの一つとしてAIを使う

アートに全く興味ないけどAI利用して一儲けしてやろうって他業種の人も、利用するだろう

ただ、絵を描く人の恐らく99%が絵で食ってきたいというより、絵を描く行為そのものが好きだから、手を動かしてる人が多いと思う

AIによって作られたアートの著作権は自分のものになるし、商品化なりマネタイズもできる。

ただね、
そもそも現時点で過去作品(多くの巨匠の作品)自体が50年経つと著作権フリーとなり、世界中の美術館や博物館がデータを解放してホームページからダウンロードできて、商用利用も可能ですよって状態になっている現状で、稼ごうとしても上手く行ってる人を僕はまだ見たことが無い

そんな巨匠たちのアートが著作権フリーであふれかえる現代において、AIアートでそう簡単に稼げるとも僕は思えない

よって社会全体のアート活動としては、一時的に熱をもち話題に上がるけど、
そんなに長続きせず
「AIアート」もしくは「AIに描いてもらうアート」「AIにサポート(アシスト)してもらって仕上げは人間が整えたアート」
という一つのジャンルとして確立していくと、なんとなく予想している。

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