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独学の戦略_一級建築士学科試験(教材編)


先に結論


お金がなくても、人脈がなくても、いい学歴がなくとも、いい企業で勤めていなくても、独学で学科試験に受かることは可能です。それを僕自身が実体験により証明した記事になります。


自己紹介


ども、令和4年度の一級建築士学科試験に独学且つ1発で受かりました。院卒の元フリーターです。

とある私立から東京大学大学院を卒業。その後1年間飲食店のアルバイトをやっていたポンコツです。名前だけ一丁前の大学を卒業しましたが、実はそんなに賢くないことを伝えたいと思い、この自己紹介欄を設けました。勉強方法だけ教えてくれ!!!って人は飛ばして大丈夫です。

以下ポンコツエピソードです。
・GPA順位真ん中より下
・就活50社落ち
・修士論文まとまらず留年

ホントこいつポンコツですねw

ただ、大学院試験の時は、なぜか難関研究室に配属できました。その難関研究室は、東大の内部生でも落ちるくらい難関の研究室。院浪して入る人もいるくらいです。

つまり高IQ型ではなく、努力型の人間ということです。

IQ型じゃない証明になるかわかりませんが、7月本番までの模試では、90点超えたことないです。以下その時のツイートです。

4月の模試ひどいですねぇ〜


そんなの嘘ツイートできるだろ!!って思った方は多分心が清らかではないので、ののかちゃんのYoutubeでも見ましょう。心洗ってから来てください。

さて前置きが長くなりましたが、要は弱者でも勝てるよ?ってことを言いたいだけです。


使っていた教材

使っていた教材と軽い説明だけ記載しておきます。


1:友人からもらった2020年の日建学院のテキストと問題集

基本的に問題集をメインで7周(全部7周ではなく、できる問題は飛ばしできない問題を7周)は解きました。ちなみに問題集はオリジナルの問題ではなく実際の過去問です。

気持ち的に最新のテキストが欲しいと思いますが、法規も含め基礎は変わらないので、正直3年以内であれば、大丈夫だと思います。

ただ法規に関しては、毎年法改正があります。なので、その部分だけを模試と最新のテキストのレンタルで対策しました。当日の試験では法規27/30と高得点を取れてます。理解できない問題は1.2問くらいでした。


2:ミカオのゼロから始めるシリーズ

Amazonのリンク付きで記載して置きます。

ゼロからはじめる建築の「構造」入門
ゼロからはじめる「環境工学」入門
ゼロからはじめる建築の「設備」教室
ゼロからはじめる建築の「施工」入門
ゼロからはじめる「S造建築」入門
ゼロからはじめる「RC造施工」入門

イラスト付きなので本当に理解しやすいです。一般的なテキストは説明が説明になってないことが多いので、こう言ったイラスト付きで且つ堅苦しくない説明により理解度爆上がりです。以下に当時のツイート置いておきます。





3:Youtubeはまちゃん先生とミカオ

youtubeのリンク付きで置いておきます。

建築士試験マニア/はまちゃん
ミカオ建築館


はまちゃんは優しく言葉遊び的な教え方の先生
ミカオ氏は本質的な勉強を教えてくれる予備校講師みたいな先生

法規は、はまちゃんのyoutube全部見て理解
構造・施工、法規のややこしいところをミカオ氏を見て理解


4:一級建築士試験の青のアプリ

Appstoreのリンク付きで置いておきます。


一級建築士受験対策



解答説明はざっくりしたものなので、試験直前にひたすらアウトプットとしてやりました。



5:総合資格が開催してくれた無料講座


メールで案内来て参加しました。参加していた人は年齢も出身もバラバラだったので、東大だからという利点はなかったと思います。ちなみに、この直前講座でもらった資料のお陰で当日の試験では、過去問になかった問題が解けました。なので一応営業さんとは仲良くしとくと得ですよ?その時のツイートです。



6:予備校から新しいテキストのレンタル

学科受かる前から製図を長期で通っていたので、予備校から新しいテキストをレンタルし新傾向の部分を対策しました。

以上

本当にこれだけです。これ以外やってません。



弱者のための戦略


僕は今武器を与えました。この武器の使い方は、要領のいい人は使いこなせると思います。

ただ上記の結論で述べたとおり、この記事は弱者のための戦略です。もしこの記事を読んだ人で、自分が弱者で困っていると思うのなら全力で力になります。



高校の友人からもらった言葉です。賢い人をIQ型・努力型に区別するのなら、彼は間違いなくIQ型です。学科試験では、その彼に言われた言葉を常に意識して勉強していました。

それを踏まえ学科試験を通過できた勝因は

時間

でした。勉強時間を確保できるなら戦えると思います。

去年の8月から勉強を始め、12月1月2月は修士論文があり何もしていないことを考慮すると。

インプット期間7ヶ月(理解期間)
アウトプット期間2ヶ月(ひたすら問題集期間)
計9ヶ月の勉強期間です。

勉強期間のほぼ9割は、内容の理解にあてました。あてたというかそのくらい必要でした。

なので教材を揃える事や情報を集める前に、どうやったら勉強時間を作れるか?を先に考えた方が上手く行くと思います。

ちなみに僕の場合は就職せずアルバイトをする事で勉強時間を確保するという選択をとりました。(まぁ就活がうまくいかなかったのもありますがw)

もし質問などあれば遠慮なく連絡大丈夫です。今後予備校講師をやると思うので参考にしたいですし、そのためにこの記事を作りました。

最後にこの言葉で締めくくりたいと思います。

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