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オリエンシートという地図。

こんにちはfreee Advisor Day2023(以降fAD)プロデューサーのREISHOです。前回、「1,000人。」というお話をしました。その続きです。

実行委員会を組成した僕らは、早速オリエンシートを作成し始めました。オリエンテーリング?違います、オリエンシートです。オリエンシートとは、念のためにご説明しますと、誰かに自分たちの希望を説明をするためのシートです。そしてそれを説明された人たちは、その内容について吟味し、提案をしてくれることになります。つまり「発注依頼書」のようなものというわけです。

さて、僕らはこのオリエンシートを作成しながら考えました。誰にこのシートを託そうかと。これ、複数に託すのがセオリーです。なぜか?僭越ながら比較ができるからです。ギャンブルのカードゲームで言えば、「常に切り札は持て」、投資で言うなら「卵は一つの籠に盛るな」の考え方です。

そこで僕らは、このシートを2つの広告代理店&制作会社に提示しました。違ったステータスの2社からご提案をいただいて、より自分たちのパートナーとしてマッチする方を採用させていただこうと思ったのです。1社は、今まで本イベントを担当してくれた会社。もう一社は新しい候補先です。ポイントは新しい候補先は「誰かが知っている会社であること」が条件になります。そうでないと「こわくて頼めない」。仕事は基本、失敗はできないわけで、信頼ができない人=会社に任せるにはリスクが高すぎる、高杉晋作。おもしろきこともなき世をおもしろく。ほんと、この精神だと思います。

ありがたいことに、両社とも競合プレゼンにご参加いただけるとのことで、レースがスタートしました。双方どんな手を打つか…一方は、今までを知っている。つまり、過去からのラーニングがあります。政治家、地方議員で言えば現役です。実績があり、示唆に富む。対する無所属新人は過去経験がない。もちろん自分たちの会社としてのバックグラウンドはあるのでアピールはできますが、本イベントについては知らないことが多い…。この知らないということをどれだけのアドバンテージに変換できるか。発想の枠を超えられるか。新しいインパクトをもたらすか、ここが勝負所と言えそうです。

もちろん、僕らもただ黙っているのではなくこの両社の質問に答えながら並走して、自らの意思を伝えていこうと思いました。

さて、皆さんならこの時の指標をどう作りますか。一般的な指標だと、ヒトモノカネがあるかと思います。ヒトは人材、つまり誰が担当するのか、その人は誠実か能力があるか。モノはその会社の持ち物。独自の強みがあるか、そこに提案を絡ませてくるか。最後にカネは予算。やりくりするか、無駄がないか、費用対効果は適切かこの観点は気を付けました。

中でも、一番重視するのは、ヒトでした。もちろん、それは僕らも同様です。発注側として信頼に足る発注側であるかを感じてもらう必要があります。そして、逆にパートナー側の人材も判断をしないとなりません、偉そうな意味ではなくです。相性がいいか、感覚が似ているか、驚きがあるか、やる気があるか、誠実かなどなど。

さて、この時、皆さんならとる行動は何でしょうか。
よりよいご提案をいただくためにできることは、無数にありそうです。

To be continued…
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