「夢」⑮ ~「迷惑」とは「都合」が生み出した虚像かもしれない~

「夢」を持つことは良い事だと

語る人や本は多いが、

本当に「夢」を持つことは良い事なのか。

儚い夢、叶わない夢だってあるんじゃないか。

思い通りにならないのが人生。

我慢しないと生きていけないのが人生。

夢ばっかり見てないで、現実を見ろ。

そうした思いを

「夢」という言葉にぶつけたくなる人も少なくないです。

そこで、

「夢」を持つことは、

良い事なのか、悪い事なのか。

これについて、続けて考察しています。


現在、

「夢」を持つことは良い事だと思って一歩踏み出す上で、

足枷になりやすい言葉、

「迷惑」について触れています。

前回は、

相手にとっては「親切」だが、

私にとっては「迷惑」という、

「ありがた迷惑」という事がある。

その逆に、

相手にとっては「迷惑」だが、

私にとっては「親切」という事がある。

「ポストイット」こと「ふせん」のように、

誕生当初は、みんなにとって「迷惑」なものとして扱われ、

「親切」なものだと思っているのは一部だけだったりする。

なぜ「親切」になったり「迷惑」になったりするのか。

それは1つの「事象」に対して、

「都合」というフィルターを通して見ているからではないか。

ここまで書かせて頂きました。


私たちは、同じ人や物や出来事などの「事象」に対して、

全員同じように見ているでしょうか。

評価したり、解釈しているでしょうか。

そんな事はないでしょう。


会社勤めされている方であれば、

1人は嫌いな人がいたりするものでしょう。

どう考えても良い所が見つからない、

好きになる要素がないようにしか思えない人でも、

そんな人が結婚していたりするものです。

また、自分にとって好きなタレントやアイドルが、

スキャンダルを起こしたりすると、どうでしょうか。

「きっと、何か事情があったに違いない」

「陰謀に巻き込まれただけで、被害者なんだ」

「誰だって過ちはある。どんなに失敗しても、私は応援する」

と、同情したり擁護したりするでしょう。

逆に、嫌いなタレントやアイドルが、

スキャンダルを起こしたりすると、どうでしょうか。

「いつかやると思っていた」

「謝罪すれば、頭を下げれば許されるとでも思っているのか」

「もう何もしゃべるな。言い訳は聞きたくない」

と、非難中傷の嵐になるでしょう。


同じ人や物や出来事を語っているはずなのに、

人によってバラバラ。

中には、180度違う意見があったりする。

それは、1つの「事象」に対して、

「都合」というフィルターを通して見ているからです。

だから、あなたが好きな人だと思っている人は、

正確に言えば、あなたにとって「都合」の良い人だという事です。

あなたが嫌い人だと思っている人は、

正確に言えば、あなたにとって「都合」の悪い人だという事です。

すなわち、

あなたが「迷惑」だと思っているのは、

あなたにとって「都合」が悪いから。

あなたが「迷惑」ではなく「親切」だと思ったのは、

あなたにとって「都合」が良いから。

「都合」によって、

「迷惑」か「親切」かを

判断しているに過ぎないのではないでしょうか。


そうと分かると、

「迷惑」なものは、絶対に「迷惑」になるのか。

「親切」なものは、絶対に「親切」になるのか。

そうとは言い切れない事が、

知らされてくるものです。

その思いが、

できるだけ「迷惑」をかけない生き方を

目指すことにつながっていくのです。

長くなりましたので、続きは次回にて。


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