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言葉にしようと考える時間が教えてくれるもの



ありのままという言葉が溢れる中で
わたしは少し甘みを足したいお料理に入れる
お砂糖小さじ一杯分くらいの演出や
かっこをつける言葉たちは
あってもいいと思っています。


なぜなら今のわたしは
自分だけ読んだら満足という日記と違って
「誰かに届いたらいいな」という
淡い想いやちいさな願いを
ほんの少しだけ握りしめて、言葉を綴っているから。

でもその中でも
生まれたばかりの赤ちゃんのように
かっこつけていない自分も
大切にしていきたいとも思っているし
わたしの心の中の
さらに奥の奥ににあるようなところを
見つめて、そっと拾って、書き留めていきたい。


言葉にすることで
それらをより一層、大切にしていけるような気がするから。



今こうして「言葉にしよう」と考える時間が
今まで気づかなかった「私」の内側にあるささやかな想いや感情に
輪郭をつける時間になっています。


かっこつけている自分もそうじゃない自分も
どちらとも「わたし」だから
その微妙に違った色や輪郭を
両方ぎゅっと抱きしめていけたらいいな。


そしてわたしはやっぱり本が好き。
最近は映画鑑賞も趣味のひとつに。


これからも
わたしの大好きな本や映画を通して
いろんな世界を触っていきたいな。


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