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スターチス〘心情④〙

11月7日から僕は頑張る期間、いや、頑張らなければいけない期間に入った。

でも、僕はこうやって液晶のキーボードの上で指を動かすことに時間を使っている。


11月7日から数日後、僕は親友にあった。
ようは頑張らなきゃいけない期間に遊んでいた。
僕が1番良く分かっている。

嬉しさをコップ一杯
不安を小さじ数杯
合わせてゆっくりとかき混ぜた
嬉しさの苦味を忘れないように
不安の甘さを忘れないように
ゆっくりとかき混ぜた。
不安が嬉しさに溶け飽和状態になったとき親友の家の前だった。
出てきた親友と僕は両手を広げて体温を重ね合わせた
出てきた"僕に告白された"親友”
と"君に告白した"僕は両手を広げて体温を重ね合わせた

大人にも子供にもなれる年齢でただただ2人で落ち葉に足を沈めた
「子供心を思い出させてくれてありがとう」
なんて言われたらその日の親友にさよならするなんて惜しくて、親友のその言葉に落ち葉の音を被せた。
コップには飲みきれなかった二口のさみしさ。
夕日に刺されていた。


何にも本気になれない
生きるのにすら本気になれない
なのに死ぬのにすら本気になれない

とてつもなく悔しい

僕には節目があった。
その日を越せば死んだって良かった。なんなら死んでるのと同じになった。
その節目の日を越してからギリギリ保ってた僕の心がモノクロになった。
見るもの見るもの色褪せてみえる。
過干渉な家で育ったため気分や感情すら自分で分からないけど、それが加速した。 
美味しんだろうな
きれいなんだろうな
って抱いている感情の名前が分からず、こういう感覚を●●っていうのかな。と他人事のように考えている。


自傷行為とは都合のいい関係だ。

いっぱい切りたい!とか血がみたい!とか僕の我儘きいてくれるし、いつでも助けてくれるし、意見は言ってこないし、扱いやすいし、干渉してこないし、飽きたらすぐ捨てられるし、

とてもとても都合のいい関係だ
素敵だね


等間隔で回るような秒針のような日常が欲しいけど、秒針の等間隔の音に責め立てられているような気がしてならない。

頑張っていたい。
頑張りたいのに、足が進まなくて投げ出してしまいたくて、もう目を瞑ってしまいたい。

明日が来ないようにと願う
眠ってる間に死ねますようにと。
そんな毎日スッパリときっぱりと終わってしまえばいいのに。

薬に頼ろうと刃に頼ろうと無くならない希死念慮に脇腹を刺されている。


生まれてきてごめんなさい


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