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効果的かつ効率的な勉強方法#7「予習はした方がいい?」

こんにちは、タケです。
今回は講義の前には予習をした方がいいのかどうかについて、私個人の意見を書いていきます。
講師によっては予習はしなくて良いという方もいますが、私は予習はした方がいいと考えます。かくいう私も受験生時代は予習を全くしていませんでしたが、このせいで受かるまで時間が掛かってしまったと思います。

講義中のモヤモヤ

講義の流れは、一般的には、論点の頭出し→内容の説明→例題とか結論、みたいな感じで進んでいくと思います。
この順番通りに進むと、内容の説明のところまでは抽象的な話が多いため、イメージがわかず、どこかモヤモヤしたまま進んでいく感覚を覚えることがありますが、最後に例題を解くことで理解できて、そのモヤモヤが解消されるように思います。

しかし、講義でのゴールは例題を解けることや結論を覚えることにあります。理解した上で例題さえ解ければいいのだと思います。そう考えると、講義中のモヤモヤしている時間は少しでも節約できたらいいのではないかと考えました。

まず結論を押さえる

ここで予習が出てくるのですが、予習では、論点の頭出しと例題や結論を見ておくといいのではないかと思います。起承転結でいう「起」と「結」です。
「起」と「結」だけ見ても何も分からないのですが、「起」と「結」は論理的に繋がっていなければならないので、間の「承転」をある程度予測しながら、かつ、その部分は集中して講義を受けると、より理解が深まるのではないかと思います。

例えば、退職給付引当金の論点の講義を受けるとき、先にゴールである設例の仕訳を見てしまいます。このゴールに向かって講義が進んでいくので、内容も予想できますし、自分の中で論理的に繋がらないところ(理解できていないところ)もはっきりします。理解できていないところを集中して聞けば、講義を受ける効果も高まると考えています。最近はオンラインで講義が聴けるので、1.5倍速くらいで聴いて、理解が曖昧なところはじっくり繰り返し聞くのもいいと思います。

仕事でも使える?

この考え方は仕事でも使えるのではないかと思います。
ある会議に参加できなかった上司のために、部下が議事録を作成して報告する、ということはよくあると思いますが、時系列に沿って発言者の対話形式で淡々と書かれた議事録を目にすることがあります。

この議事録を読んだ上司は、「だらだらしててよく分からないなぁ。結局、結論はなんなの?」と思う可能性が高いのではないでしょうか。報告を受ける立場からすると、まず結論を知りたいと思います。結論を聞くまで不安になりますしね。
まず結論を書き、次に結論に至る流れを書いた方が、安心して読むことができ、理解もしやすいと私は思います。

今後は勉強以外のことについても書いて行きます

さて、勉強をテーマにした投稿は今回で一旦終了にしたいと思います。まだまだこのテーマで書くことはできそうなのですが、話がマニアックになってしまいますので、もしリクエストやご質問等があれば、応えていきたいと思います。

今後は、独立後の話や、監査法人時代にはできなかった株式投資についての話などを書いて行こうと思います。引き続き宜しくお願い致します。

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