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餅は餅屋に。 そこには経験が積み重なって。

今やネットで色々調べられる時代で、とにかく沢山の情報を得られて本当に便利だなと思ってきています。実際、情報に助けてもらったことも多々。だけれど、「情報を得る事」と「それが出来る事」は別物という事はおさえておきたい所だなとも最近思ったりしています。

「餅は餅屋に」というのは「プロに頼む」という事だと思うのですが、やはりプロというのは、それに掛けて来た時間が違うのかなと思うのです。時間が違うという事は、経験してきた数も種類も違う、試行錯誤の数も種類も違う、その見てきた景色の数も違う。そういった時間をかけて知ってきた事、経験してきた事、それがプロの大事な礎の1つなのでは無いかなと思ったりしています。

これは、どんな仕事でも言えるのでは無いかなとも思うのですが。

今回は、もっと身近なところで実感したことがあり……

それは、家のパキラの植え替えをしようと思った時です。植え替えしようしようと思い早何年……。。。ネットで色々調べて本当に沢山の良い情報に出会えたのですが、読んでいくうちに、どれを採用すべきかとちょっと迷ってしまい。

土も鉢も買う必要があったので、思い切って近所の個人経営の園芸センターのような所を訪ねてみる事に。沢山の花や植物がそこかしこと置かれていて、お店の人たちもせっせと植物たちの世話をしていました。
そこで、とても親切なスタッフの方(多分経営者の方)が対応してくださって、今のパキラの状態を聞いてくれて、その上で私が質問すること全てにもきちんと答えてくれるのです。それも、知識だけではなく、経験したことをベースに話をしてくれて本当に参考になったのでした。ネットでは得れない情報でもあるなと思いつつ。

鉢と土と……と、そこで購入した物を手に帰路についたのですが、その帰り道、あれも聞きたかった!あれも聞けば良かったかな……と。で、その時に思ったのが「餅は餅屋に。」だなと。

経験ほど価値のあるものは無いのかも、とも後から思いました。

家に帰って、汗だくになりながら、無事、パキラを植え替え出来てホッとしたとともに、話をしてくれた方に感謝していました。

勿論、世の中には、色んな人がいて、プロと言えども自分の肌に合わない人もいると思います。自分の肌感覚に合うプロに出会うことも大事なことなのかも知れないとも思いました。

沢山の経験を積み、その経験を元にして人に貢献することって、すごいことだなと感じるとともに、プロが経験を元に何かを教えてくれる、何かを提供してくれる時には、それに感謝する事は大事なことだなとも思います。その人が過ごした沢山の時間と経験があるからこそ貰える技術や情報であり、その時間と経験の中には沢山の苦労もあったと思うのです。簡単には手に入れられないものがそこにあるというか。
それは、自分が何かのプロになった時に、どこかで自分に返ってくるのではと思ったりもしています。

あとは、これからパキラがすくすく育ってくれることを祈りつつ。



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