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【小説】 冬野夜空『一瞬を生きる君を、僕は永遠に忘れない。』

はじめに

今日暇だったので、本を見に書店へ足を運んだところ、春のおすすめフェアを開催しており、この本に出会いました。

先日、『君の膵臓をたべたい』を読み、ぼくはこのジャンルの本にめっぽう弱いということに気づきました。

感動する。一方で、心が晴れる気もする。そんな作品がとても心に刺さります。

今回の本も、そのような作品でしたので紹介します。

あらすじ

「君を、私の専属カメラマンに任命します!」クラスの人気者・香織の一言で、輝彦の穏やかな日常は終わりを告げた。突如始まった撮影生活は、自由奔放な香織に振り回されっぱなし。しかしある時、彼女が明るい笑顔の裏で、重い病と闘っていると知り…。「僕は、本当の君を撮りたい」輝彦はある決意を胸に、香織を撮り続ける――。苦しくて、切なくて、でも人生で一番輝いていた2カ月間。2人の想いが胸を締め付ける、究極の純愛ストーリー!

レビュー

あらすじを見た段階で、『君の膵臓をたべたい』と同じような構成の本であることはすぐにわかりました。

『君の膵臓をたべたい』の中心に共病文庫があったように、『一瞬を生きる君を、僕は永遠に忘れない。』には写真がありました。

他の方のレビューも見る中で、王道の作品の中で、差別化を図るには何を中心に据えるかが重要であることを再認識しました。

今回は、ベガやアルタイルなどファインダー(写真)の関係から、主人公の喜怒哀楽、感情変化を写し出していました。

同じ大学生がこれを書いているのかと思うと、精神の成熟度の違いを思い知らされます。

終わりに

『君の膵臓をたべたい』が好きな方は、きっとこの作品も気に入ってくれるのではないかと思います。

実写・アニメ映画化しても大きな反響を呼ぶことができるのではと思うくらい、素晴らしいという言葉では表せないほど、それ以上の価値がある作品でした。

ぜひ皆さんも読んでみてください。

いつか何かの機会で冬野夜空先生に会えたらいいな、、、

では


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