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ITエンジニア最強スキルシートの作り方大公開

今回はITエンジニア必須スキルシート(技術経歴書)最強の作り方を公開します。

この内容はITエンジニアと3,000名以上面談を実施してきた専門家と某国家機関のシステムを1人で完成させたITコンサルタントの知見をお借りして完成させました。

スキルシートの目的

それはこれです。

読んだ相手に話してみたいと思わせること
自分が歩んできた物語を作ること
一貫性があること

スキルシートがなぜ重要か?

企業がエンジニアの経歴やスキルを判断する最初の入り口がスキルシートです。いくら経験スキルがあったとしてもスキルシートに記載がなければないのと同じです。

人を探す側の目線に経つと、どっち付かずより、一貫性がある人の方がわかりやすいです。期待している人材でなかったとしても、何かしてくれると期待できる人材に人は惹かれるものです。

自己PRが重要になったワケ

2023年コロナ禍が明けてから人材供給が増え競争が激化しています。
1つの案件に複数名の応募が入り、選考は必ずと言っていいほど他者比較されます。

そんなライバルである同業エンジニアと差別化を図る必要があります。そこで大事になってくるのが自己PRです。

スキルシートでの差別化とは
簡単に言うとあなたというコンテンツであり、
物語であり番組みたいなものです。

同じコンテンツでも、人が違えば別物みたいに感じます。
これが、スキルシートで大切にすべき差別化です。
自信を持つかつ、なりたい自分を演じれるかつ、そんな自分を好きになれる人間のみ、
差別化という特権を得られるということです。

もっと具体的にいうと、
・自信を持つ=自分だけでなく、相手にも良い影響を与える。
・なりたい自分を演じれる=スキルシートに書いている通りの主人公になる
・自分を好きになれる=自分を大切にできれば、自身の周りにいる人も大切にできるので、愛され上手な人間になれる。

となります。
ではここからスキルシートの具体的な書き方に触れていきます。

スキルシート作成方法

スキルシートに決まった雛形はありません。
各社独自のフォーマットを作成しています。
エージェントや担当営業に言えばフォーマットがもらえるはずです。
※もちろん当コミュニティにもフォーマットはあります。まず読書会へご参加ください。

経歴のサマリー

まず経歴サマリーを記載します。
内容は簡単ですが意図を理解するポイントがあります。

現住所:都道府県のみだと出社を依頼する場合、距離が近いのか遠いのか判断できない。市区町村まで入っていた方が親切。
学歴:学校と学部の正式名称を入れること。略歴で書くと印象は良くない。これも評価のポイントになる。
経験年数:IT技術者としての経験年数全て。
稼働可能日:いつから働けるのか。未確定な場合は担当営業と相談してください。
保有資格:IT資格のみならず全ての資格を記載。略称ではなく正式名称で記載すること。
氏名:イニシャルで記載
最寄駅:自宅からの最寄駅を記載。これも出社依頼をする場合、距離を気にしているため記載する方が◎

具体的な業務実績表

経歴サマリーが完成したところで、次は具体的な業務内容を記載します。
余談ですがITエンジニアの人たちは「面談が苦手」「面談が緊張する」と言った不安を抱えている方が多いです。

実はスキルシートで面談対策ができます。
なぜ面談に苦手意識を持ってしまうのか?要因はこれです。

「何を話したら良いのか分からない」

面談はスキルシートを元に質問されます。
つまり自分がどのような意図を持ってスキルシートを記載したのか理解していれば、面談の質問に答えることができます。

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