最高のチェコ戦。野球初心者が追いかけるWBC
私はあまり野球に詳しくありません。
中学校の頃にソフトボールをしていたので、ルールを若干知っているくらいです。
しかし今回のWBCはほとんど野球を知らない私でもわくわくしてしまいます!
誰もが知っている、大谷選手が出場しているのがやはり大きいですよね!
時間帯も見やすいので、しっかりプレイボールからテレビの前でスタンバイしています(笑)
さて、試合は一次リーグの終わりに差し掛かってきました。
今この記事を書いているのは、ちょうど日本対オーストラリアをしているときです。
なぜこのタイミングで記事を書いているのかというと、昨日(2023.3.11)のチェコ戦がどうしても忘れられないからです。
野球に詳しくない私でも、事前情報で日本は必ず勝つだろう。と思っていました。
しかし立ち上がりはあまり好調ではない日本。
なかなか塁に出ることができません。
随分と120キロ代のピッチングに手こずっているようでした。
アマチュアだしこのスピードで投げてくるのは仕方がないよね…。
そう思っていましたが、これも作戦だったのでは?ということが後々ピッチャーの交代で分かってきます。(ほかの選手は140キロ代以上投げる選手ばかりでした!)
そして日本のピッチャー、ささき選手からヒットを打つ打線。(160キロ代の球を投げる人から打つんですよ!?しかもチェコの選手はみんなアマチュア…)
結果は日本の勝利でしたが、決して油断のできる相手ではありませんでした。
私はそう感じています。
ここまで試合の感想を綴ってきましたが、今回はそれが主ではありません!!
チェコの選手の対応が素敵だった!
これをとにかく書きたかったのです。
試合の雰囲気は最初から良い感覚がありました。
それは日本のベンチもチェコのベンチも笑顔が見られたからかもしれません。
なんとなく良い雰囲気を感じていましたが、それをしっかり感じたのはデッドボールが出た時でした。
ささき選手の投げたボールが、チェコの選手の膝にあたったのです。
しばらくうずくまっているチェコの選手。
会場中が静かになっていました。
きっとみなさんも感じていたのだと思います、いい試合の雰囲気だったと。
だからこそ相手の選手がうずくまっているとき、会場中が見守っていました。
30秒ほどでチェコの選手は立ち上がりました。
そして交代することなくファーストへ歩みを進めました。
歩みを進める中、会場はエールの拍手に包まれました。
とても温かい空気だったと思います。
その拍手に応えるように、チェコの選手は力強く走って見せてくれました。
私も思わずテレビの前で微笑んでしまいました。
なんて素敵なスポーツマンシップ。
なんて素敵な会場。
最終的に試合は日本の勝利で終わりました。
最高の試合でした。
試合が終わると、チェコの選手たちは日本の選手と会場のファンのみなさんに拍手を送っていました。
とても清々しそうな、そんな表情でした。
それだけでなく、最後にはヒーローインタビューにも耳を傾けてくれ、最後まで笑顔を見せてくれていました。
なんといても、チェコの選手の野球への姿勢がとても印象に残りました。
ベンチにいるときでも、とても楽しそうに試合を見ているんですよね。
全員と言っていいほど前のめりになって見ているのです。
本当に野球が好きなのだなと。
日本と戦うことを特別に思ってくれているのだなと。
この一戦で私も野球が好きになりました。
チェコの選手も好きになりました。
今回のチェコ戦を見ることができて、とても幸せです。
きっとこう思える試合もなかなか巡り合わないでしょう。
しかし、野球を少し追いかけてみたいと思えました。
まずは有名どころのチームを覚えるところからです(笑)
もっと野球を楽しめるように、一歩野球に近づいてみようかなと思います。
チェコの選手たち、ありがとう。
また次、チェコ戦が見られますように。
冷めない私の想いを最後まで読んでくださったあなたにも、
ありがとうございました。
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