成功体験より、失敗体験を話せる人が、選ばれる。

おつかれさま。今日はどんな一日だった?

どうも、とある広告マンfreeです。

本日は、「成功体験より失敗体験を話せる人が、選ばれる。」というテーマでお話させていただきます。

まあ、どうしても人って、失敗体験よりも成功体験を話したくなっちゃうものだと思うんですが、
たとえば就活の面接の時とかでも、自分がいかにすごいかっていうのを、「学生時代にイベントで何人集めました〜」とか、武勇伝みたいのを話す人とかがけっこう多いんですけど、そういう成功体験って実際自慢話にしか聞こえず、「ふーん、よかったね」で終わっちゃんですね。

僕も面接官とかやる機会多いんですけど、基本面接官が聞きたいのは、失敗体験なんです。

なんでかっていうと、失敗したってことは、自分の能力以上のものに挑戦してるって証であって、成功体験しかない人は、自分の能力内のことしかチャレンジしてないってことなんですね。

で、失敗した時に、そこから何を学んで、どう行動したのか、っていうのを見てるんです。

自分の能力以上のことに挑戦して、そこで挫折して、何を学んで、それをどう乗り越えたのかが、その人の成長であって、その「資産」なんです。
ちゃんと失敗から学んだことであれば、その学びに再現性があるんですね。
だから失敗体験っていうのはその人の糧になっていると。

あとは、人間性としても、この人は「学ぶことができる人なんだ」っていうのがわかって、今後の成長だったりとか伸びしろを感じるんです。

なので、面接官から仮に「成功体験を聞かせてください」と言われても、失敗体験を踏まえた上で、そこからの学びを活かした成功体験を話す必要があると。そのプロセスが共感を得られるんですね。


で、今は面接の話しましたけど、プライベートでも全く同じで、特に男は自慢したがる生き物なんです。

合コンとかキャバクラで「俺は何億の仕事をしてる」とか「こんな人脈を持ってる」とか。
でも自分からそんなこと言ってる人ほど、たいした人脈なんて絶対持ってないですから。
オヤジが話す自慢話なんて、キャバ嬢から「すごーい」とか言われて終わりですからね。

自分を大きく見せようとする人って、余裕がないんです。
それに比べて、自分の失敗体験を話せる人は、余裕があるんです。

もちろん、弱いだけじゃダメですよ。
「俺はこんなにダメでー」みたいに愚痴とか弱音ばっかり吐いてる人は誰からも寄り付かれないので。

ただ、今ちゃんとしている人が、過去の失敗体験を語れるっていうのは、その体験自体を自分の中でちゃんと消化できていて、自分を客観的に見れてるってことなんですね。
その失敗体験があるから、今の自分があるっていうのをちゃんと認識できてると。

これは、漫画とか小説の主人公でもそうなんですけど、やっぱり共感される主人公っていうのは、必ず途中で挫折経験があって、そこから乗り越える姿が描かれていて、こういう挫折を乗り越えるN字曲線を描くストーリーって「英雄の旅」っていう物語のテンプレートとして実際存在するんです。スターウォーズとかも実はそれを参考に作ってたりします。

それは、実際の人間関係もそうで、弱さが見えて、そこを乗り換えた姿が見えるからこそ、人として共感できて、器の広さとかも感じるんですね。

話をまとめると、具体的な話になるんですけども、面接では失敗体験から学んで乗り越えた経験が重要で、また普段のコミュニケーションでも、成功体験ばかり話すより失敗体験を話せる人の方が、共感されるから得だよ、というお話でした。

というわけで、本日は「成功体験より失敗体験を話せる人が、選ばれる。」というテーマでお話させていただきました。

さあ、新しい一日が始まる。キミは何をする?

freeでした。

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