映画“アメリ”に学ぶ、奥手が恋のチャンスを掴む方法

おつかれさま。今日はどんな一日だった?

どうも、とある広告マンfreeです。

本日は「映画“アメリ”に学ぶ、奥手が恋のチャンスを掴む方法」というテーマでお話させていただきます。

皆さん“アメリ”って知ってますかね?

2001年に公開されたフランス映画なので、もう20年前なんですね。
名前は知ってるけど見たことないって方は、「女性向きの不思議系な映画」っていうイメージを持っている方も多いかもですが、内容はかなりメッセージ性の強い映画なんですよね。

主人公がアメリっていう女性なんですけど、このアメリがめちゃくちゃ不器用で奥手なんです。
でもね、「こういう人いそうだな」っていう、どこか共感性みたいのを感じるんですよね。
で、そのアメリが、自分の弱さとか不器用さを克服して、恋を手に入れるっていう姿が描かれてるんですね。

で、このアメリは、子供の頃から両親とのコミュニケーションが希薄で、学校にも通わせてもらえず、大人になっても他人とのコミュニケーションを上手に取ることができないんですね。

特に男性とのコミュニケーションが苦手で、好きな男性ができても、手紙で待ち合わせ場所を指定し、そこに相手が来ても、遠くから見てるだけっていう、ちょっとヤバい子なんですよね。(笑)

で、この映画のキーパーソンが、アメリの家の隣に住んでいる「レイモン」っていう絵描きのお爺さんなんですけども、このレイモンは、持病で骨がガラスのように脆くて、何かを握るだけで骨が砕けてしまうっていう、かなり痛烈な病気を持っているんですね。
この「骨がガラスのように脆い」っていう病気が、最後にアメリが変わるキッカケの伏線になってるんですね。
で、このレイモンがアメリのメンター的な立場で、アメリに対して様々なアドバイスをすることで、アメリの行動が変わっていくと、そういう映画ですね。

大人になったアメリは、ある日、「ニノ」っていう男性と知り合って一目惚れするんですね。
で、アメリはニノの気を引こうとするんですが、結局、勇気がなくて逃げちゃうんです。

で、ちょうどアメリと隣に住んでるお爺さんのレイモンが話してる中で、TVで「ツール・ド・フランス」っていう自転車レースの映像が流れるんですね。
で、そこでレイモンがアメリに言うんですが、
「チャンスは自転車レースと同じで、待ち時間は長く、来てもあっという間にすぎてしまう。」
これが意味する所としては、自転車レースを見に行った観客は、応援する選手が通るまで何時間も待つのに、選手が来ても一瞬で走り去ってしまうことから、こう言ってるんですね。
日本でいうと、箱根駅伝とかがちょっとイメージしやすいかもしれませんね。

それだけ、チャンスっていうのは、そもそもそんなにたくさん来るもんじゃないよ。かつ来ても、すぐに通り過ぎていっちゃうよ。
ってことを教えてくれてるんですね。

で、それでも、その来たチャンスに対して、そのチャンスをちゃんと掴める人と、逃してしまう人がいますよね。
で、チャンスを逃してしまう人には、ある共通する弱さがあって、その克服の仕方を教えてくれるんですね。

アメリはカフェで働いているですけども、ある日、アメリが働いているカフェで、アメリが好きな「ニノ」とアメリの同僚がデキているというウワサをアメリが耳にするんですね。
で、この噂が実は完全にデマなんですけども、アメリはその噂を勝手に信じて落ち込んじゃうんですね。
本人が言っていたならまだしも、関係のない第三者が語っていた噂話を信じちゃいけないってことですね。

で、そんななかなか前に進めないアメリに対して、隣に住んでいるレイモンが言うわけですね。

「おまえの骨はガラスのように脆くない。思い切って人生にぶつかっても大丈夫だ。」

自分の病気を例に出して言うんですね。
アメリはレイモンのような病気を持っているわけじゃないのに、傷つくことを恐れて行動をしない。
そんなアメリに、「恐れずぶつかってこい」と背中を押して、ついにアメリは行動するようになると。

なので、アメリの恋が成就しない本当の理由は、傷つくのが怖いっていう理由で逃げてたんですね。
奥手っていうと、「ちょっと控えめな人」みたいニュアンスで、良い意味で捉えてる人もいるかもしれませんが、言い方を変えると、傷つくのが怖くて、いつも自分は動かずに相手任せにするっていう、ちょっと責任転嫁で逃げな部分があるんですね。

で、アメリが働いているカフェの常連で、売れない小説家がいるんですけども、執筆でなかなかうまくいかない中、他のお客さんから馬鹿にされるんですね。そんな中彼が、

「人生は何度も書き直す未完の小説だ。」

って言うんですね。
そう、何度でも失敗してよくて、いざ失敗しても、また書き直せばいいじゃんっていう。
ただ、そもそも書き始めないと、書き直すことすらできない。
なので、まずはアタックしろ、ということを教えてくれるんですね。

っていう、けっこう名言が多くて、奥手とかコミュ障な人の参考になるメッセージがけっこう出てくる映画ですと。

で今日の話を話をまとめると、
奥手っていうのは、自分が傷つかないための逃げでしかなくて、まずはぶつかってみないとわからないよ。
いざうまく行かなくても、また書き直せばいいだけだから、まずはやってみないことには前には進めないよねっていう、僕がこの映画から汲み取ったメッセージでした。

というわけで、本日は「映画“アメリ”に学ぶ、奥手が恋のチャンスを掴む方法」というテーマでお話させていただきました。

さあ、新しい一日が始まる。キミは何をする?

freeでした。

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