久しぶりの葬儀

先日叔父が亡くなり葬儀に行ってきました。

叔父は8人兄弟の長男で満81歳でしたが、この兄弟の中で幼少期に亡くなった弟を除いて最初に旅立った形です。式は兄弟が全員出席し、温かい気持ちで送ってあげる事が出来たと思います。

コロナ禍でも最低限兄弟や近くの甥や姪は出席したのでそれなりの人数でしたが、斎場で他の方の出席者を見るとほぼ10名以下、最小は4名でお骨を拾っていました。核家族の家族葬となるとコロナに関係なく今後もこうなってしまうのかと思います。また葬儀自体昔と比べて非常にスピーディーになっていると感じました。お経の時間も短くなっている?

式が始まる前に葬儀屋さんの司会の方に現状を聞いてみると、「なくなる方は増えているが単価が下がっているため売上は落ちている」との事。葬儀屋さんも小規模葬儀を前提とした経営に切り替えているようです。

ただ大人になるとこうして親戚が一同に集まる機会は葬儀くらいしかないので、貴重な時間なのかもしれないと感じます。子供の頃の思い出話や仕事の近況など話したいことはたくさんあったのですが、一応葬式なので儀式が終われば解散です。

帰り際に喪主を務めた従兄弟が「今度納骨の時に終わったら二次会しよか?」と言っていましたが、本当にすれば良いのです。何なら葬儀屋さんやお寺さんが会場を貸してそういう場を作っても良いのかもしれません。不謹慎かもしれませんが、亡くなった叔父は最後に兄弟、家族仲良く楽しくやってくれと言っていたのですから。

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