Freate

「自由に創造する」をモットーに既成概念に縛られない発想でビジネスを生み出すチーム、場所。

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最近の記事

そろそろ考えなくては。じゃなくて今でしょ!

40代に入ると両親の老いを感じる時期になります。我が家も例にもれずそういうタイミングになってきました。 義理の父の入院などでバタバタしているのですが、祖父が所有していた山林の名義変更ができていないため司法書士に頼んで手続きを行っているとの事。全く価値が無いようなので固定資産税は払っていないようなのですが、所有権移転の手続き費用は当然発生します。祖父もよかれと思って当時(バブルの頃)山林を購入していたと思われますが、今となっては何の役も立たず余計な費用や手間がかかるだけの無用

    • 久しぶりの葬儀

      先日叔父が亡くなり葬儀に行ってきました。 叔父は8人兄弟の長男で満81歳でしたが、この兄弟の中で幼少期に亡くなった弟を除いて最初に旅立った形です。式は兄弟が全員出席し、温かい気持ちで送ってあげる事が出来たと思います。 コロナ禍でも最低限兄弟や近くの甥や姪は出席したのでそれなりの人数でしたが、斎場で他の方の出席者を見るとほぼ10名以下、最小は4名でお骨を拾っていました。核家族の家族葬となるとコロナに関係なく今後もこうなってしまうのかと思います。また葬儀自体昔と比べて非常にス

      • 仏壇価格の下落について

        先日業界の展示会に出店し、仏壇・仏具店の営業の方とお話しする機会がありました。個人的にも近いうちに直面する課題でもあるのですが後継者のいない仏壇や位牌をどうするかという質問をしながら業界の状況をヒアリングしました。 お墓なら墓じまい、仏壇なら魂を抜いて廃棄、位牌は一つにまとめるなどの手法を取るようですが、近年本当に同様の相談ばかりで立派な仏壇を購入する、あるいは今の仏壇を修理するという高額案件はめっきり減っているとのこと。興味があるのでもう少し突っ込んで今の仏壇の平均販売単

        • エンディング事業のきっかけ

          先日、事業スタートの案内をnoteに書きましたが、やった事の無いエンディング産業を行うにあたってのきっかけをお話したいと思います。 私は昭和52年生まれなのですが、祖父母が同居するいわゆる大家族で育っています。祖父が大正元年生まれだった事からそれなりに古い慣習に対して距離感が近い中で育ち同年代の中ではお寺や仏教、お墓に関する理解が深い方であったと認識しています。また古都奈良で生まれ育っている事も自然に影響を受けている可能性があります。 20代はハウスメーカーで営業を行い奈

        そろそろ考えなくては。じゃなくて今でしょ!

          遺族ファースト

          最近この言葉を聞くことがあります。 亡くなられた方よりも遺族を優先して葬儀や埋葬を行うという意味合いで使われているようです。現在、新型コロナの影響で大勢が集まって葬儀を行う事が難しい状況ではありますが、それよりも前に既にこの動きはあり、家族葬が主流になってきているのもこういった考え方を顕著に表しているのではないかと感じています。 ただ家族葬が増えているのは遺族ファーストだけではないような気がします。今無くなられている方の多くは団塊世代より少し上の日本の高度経済成長を支えて

          遺族ファースト

          TSUZUKU事業スタート

          新規事業スタートを機にnoteを始めました。事業についての背景や思い、日々感じている事などを発信していこうと思います。 ここ数年エンディング産業に触れる機会があり、私なりにお墓、お寺に関する現状と今後の在り方について考察しました。 と、その前に我が国の状況を整理すると このような人口分布になっています。 高齢化社会と言われて久しいですが、改めて見ると60歳以上の人口が35%を占め、その数4350万人。今後多死社会に突入して行く訳ですが少なくともあと25年~30年後には

          TSUZUKU事業スタート