#97 悩み x 反応しない練習 を語る①
あなたの悩みはなんですか?
①いつも生活に追われて心に余裕がない
②今の仕事に満足してない
③将来が不安
④イヤなこと、不運なこと、失敗が重なって落ち込む
⑤性格が合わない相手がいる(人間関係)
このうちのどれかに当てはまるでしょう
もしくはほぼ全てが当てはまる
そういう人もいるんじゃないかな?
今日は悩みについてのお話です
参考本はこちら
オーディブル版(耳で本を聴く)なら1冊タダ
今日午前中から大体5時間ぐらいかかったかなぁ
久しぶりにいい本を読んだなって
心がすっきりしました
人の悩み
人はなぜ悩むのか?
この本のベースにはブッタの教えがあります
要は仏教です
ここで「えっ」て思わないでね
全然宗教の匂いはしないので
あくまでこの著者がお坊さんであるだけで
全然普通の感覚で読めたし受け取ることができました
この本のタイトルでもある
反応しない練習
まずここ大事なポイント
当たり前のことをいうけど
悩みとは「反応」すること
”だったら反応しない
ロボットになれってこと?”
そういうわけじゃありません
人間である以上は「反応」はします
ブッタだったら可能なのかもしれませんが
僕らは悟りを開いているわけじゃないから
要は無駄な反応をしないこと
何が無駄なのか?を
きちんと自分で理解する
そのために何をすればいいのか?
この辺から本題に入ります
本書ではいっぱいいろんな言葉が出てきますが
僕なりに大切だと思ったキーワードを
3つ選びました
「執着」「判断」「妄想」
このうちのまずは「執着」について
人の苦しみの根元にあるもの
それは喜びを求める心(本書では快と表現してます)
①生存欲
②睡眠欲
③食欲
④性欲
⑤怠惰欲
⑥感楽欲
⑦承認欲
これらの欲を求める過程で人は反応します
求める心→欲が生まれる→反応→喜びor不満
でこの本の1番大事なポイントが
自分の意思で反応から抜け出すってこと
今から話す内容が1番伝えたいことで
1番理解するのが難しいです
僕らは生きるという行為を
オートメーション化しています
そもそも生きているってことを
「動詞」しては捉えてはいません
今生きているということは
無意識に呼吸をして
無意識に瞬きして
無意識に何かを見ている
このオートモードの自分を
一度セルフモードに切り替えましょう
これが重要になります
わからないよね
具体的にいうと
①言葉で確認する
②感覚を意識する
③心を分類する
①言葉で確認するとは
行動を口にしてみようってことです
今俺は座ってパソコンを打っています
そして立ち上がります
トイレまで歩いています
用を足します
一つ一つの行動を
実況するってことです
②感覚を意識するっていうのも同じで
動作の一つ一つに意識を持って動かします
目を瞑ってください
暗闇の中に「手の感覚があります」
その手を上にすれば
そこには「動くという感覚」があります
オートモードの時は
いちいち「手があって」「動いて」
なんて意識はありません
その場で怒りの対象がもしいたならば
その手は無意識に握り拳になっているでしょう
でもそうじゃなくてセルフモードにして
体の感覚を意識する
この辺は瞑想とかヨガとかをイメージすると
いいかもしれません
瞑想やヨガになんの意味があるんだろう?って
今まで思っていましたけど、納得です
実は無駄な反応をしない
心を整えるすごく意味のあることでした
そして③心を分類する
これは心の状態をきちんと知りましょうって話で
前に”怒り”について触れたことがあったんだけど
怒りは2次的な感情で
その前には ”悲しみ”困惑”虚しさ”っていう
1次感情が存在します
今自分は悲しい?困惑している?虚しい?
そこをまずは理解しましょう
怒りは6秒間しか持ちません
反応してしまう人間は
この6秒の間で我を忘れ殴りつけるしれません
例えば目の前に
理不尽に怒りをぶつける人がいたとします
その時にまずは現状を頭の中で言葉にします
怒っている人がいる
ゆっくり近づいてくる
そして感覚を意識します
少しドキドキしている
少し手に力が入っている
最後に心を分類する
そうかぁ自分はこの人に対して虚しいんだ
そして相手の怒りに反応しない
適切な言葉を選んで対応する
これは僕の解釈ですが
リトル本田を自分の中に持つ
そういうことかなぁと思っています
(リトル本田を知らない人はググって)
それも心臓の近くっていうよりは
頭の後ろにもう1人司令塔を置くような感じで
実際に怒っている人に
冷静な判断をするのは難しいです
反応しないということも
場合によっては余計に相手を怒らせるかもしれません
なので本書にも書かれていますが
実際には意識を前後に2つに分けて考えます
前方にはオートモードで非常時にも対応できるように
そして後方にリトル本田を持つ
リトル本田で一つ一つ意識を持って操作する
その感覚を鍛えましょう
日々の生活からこのイメージを持つ訓練として
①言葉で確認する
②感覚を意識する
③心を分類する
を意識してみましょう
そして反応するとは
「判断」することでもあります
さっき適切な言葉で対応すると書きましたが
YES・NO いい・悪い 好き・嫌い
こういう判断する言葉は
反応したとみなされます
ちょっと長くなったので
この続きは明日にします
明日は「判断」「妄想」についてです
最後まで読んでくれてありがとう
また明日
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