#98 悩み x 反応しない練習 を語る②
昨日は「反応しない練習」についてお話しました
簡単におさらいすると
人の執着から欲望は生まれて
その求める心が喜びと不満を生む
悩みとは無駄なことに反応することであって
それを避けるために反応の手前で
ワンクッション意識をおく
その方法として
・言葉を確認する
・体の感覚を意識する
・心を分類する
頭の後ろに第三者の自分をイメージして
常に俯瞰で物事をみる
オートモードをセルフモードに切り替える
リトル本田を育てよう
そういう話をしました
その上で今日のテーマは
「判断」と「妄想」です
人の悩みの理由の一つに
判断しすぎる心があります
”あいつはダメだ！”
”俺が正しい！”
”こうじゃなきゃダメだろう”
”なんて自分はダメなんだ”
そういう決めつけや思い込みで
自らを追い込んでしまいます
どうして人はこれほどまでに判断をしてしまうのか？
その答えは
判断には気持ちよさがあるからです
誰かが同じようにそうだ！そうだ！と同調すれば
その感覚に人はどこかで酔いしれます
これが世にいう承認欲求というものです
この承認欲こそ現代の最大の悩みの種です
誰かに認められたい
褒められたい
この欲望自体は全然悪いことではありません
むしろそれを手段にして自分自身を高めていけるのであれば
素晴らしいことです
問題なのは承認欲が目的に変わってしまった時
人は間違った方向へ進んでしまいます
教育ママが娘にスパルタで勉強をやらせる
娘は勉強していい大学を目指す
でもそのうち娘は
母親の顔色ばかり気にするようになり
ある日パンクしてしまう
この年になって勉強を面白いと感じて
改めて分かったがあります
自分のために勉強する
誰かのために勉強させられるでは
全く学びの意味も中身も変わってきます
娘に勉強を無理やりやらせた
母親が生み出した執着
母親の機嫌をとることを目的にしてしまった
娘の承認されない怒り
「こうでなければいけない」
そんなもの
誰がいつどうしてそんなことを決めたのか？
世の中の情報に振り回されて
人はなぜか「妄想」の中に答えを見つけようとします
大学に進学しなければ幸せにはなれない
この言葉に母親は自分の人生を重ね
自分の正義を娘に託しました
少し自分に当てはめて考えてみてください
今の仕事で
誰かのご機嫌を取るために頑張っていませんか？
あのリーダーに褒められたい
あの部長に認められたい
僕ももちろんそういう部分があります
小さなことですが
例えばグループの中で誰よりも早く仕事をして
あいつやるなぁって認められたい
ちっちゃいけどね
そういう気持ちはあります
でもね、もう1人の自分が冷静にこうもいいます
”この仕事に出世はない
ここでどんなに頑張ったところで
自己満足でしかないよ”
”とにかく自分のビジネスのことだけ考えろ
誰かに雇われているようじゃ
自分の正義なんて語れない”
全ての「判断」がダメだっていうことじゃありません
生きていれば判断しなきゃいけないことは多々あります
要は無駄な判断をしないことです
さっき”自分の正義”なんて言葉を選んじゃったけど
ブッタ的にはこの考え方自体がNGです
でもね
僕はあの文章の中で
自分の正義という言葉を使うと判断しました
それは自分を奮い立たせる言葉として
手段だと判断して使いました
もしもあなたが自分の「判断」に迷った時には
自分にとってそれが有益かどうか
役に立つかどうかで判断してください
その仕事が自分の出世に繋がる
給料に繋がるのであればそれは有益だといえます
仕事中に別の仕事のことを考えるなんて何事だ
そういう意見もあるし正しいとも思います
でもそれはどこを基準に考えるかで違うはずです
自分に今足りないと思うのなら
必要と思うのなら
どうぞ自分のリトル本田にしたがってください
そして最後に
僕らはありもしない「妄想」と
毎日毎日戦っています
決して「妄想」という脳のでたらめを
真に受けてはいけません
”きっとあの子はこう思っているだろう
あの人は私のことがきっと嫌いだ
転職したってうまくいくわけない”
そんなどうなるかもわからない妄想に
大切な「今」という時間を捧げないでください
これこそ人生で1番もったいない反応です
そういう風に内側にできた妄想を
リトル本田で取っ払うんです
リトル本田の強化方法はただ一つ
自分磨きをすること
なんでもいい自分のためになることを
コツコツ積み上げてみてください
おすすめなのはジムに通うことかな
コロナでなかなか通えないけど
お金を払って自分に投資する
そういうイメージで心も体も鍛える
やっぱり運動が1番だって結論です
無理だって人は自分にできる範囲での
ダイエットがおすすめです
自分の為に綺麗になる
自分の為にダイエットをする
誰かに綺麗になったねって言われるためじゃなく
自分のリトル本田に綺麗になったって言わせるために
この世界で可愛いが最強なんです
ふとそんなことを言っていた
女の子のことを思い出します
とっても素敵な言葉です
誰がなんていようとも
自分が好きなものを好きだと言えること
そういうものを目指しましょう
人生のゴールは誰が決めるわけじゃない
自分のリトル本田が決めるんです
長くなりましたが
最後まで読んでくれてありがとう
うまくかけたかわかりませんが
この文章を書いていて
とても清々しい気持ちです
時間があったらでいいです
オススメの本なので
一度読んでみてください
ではまた明日
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