汚れなき誇り

誰にも譲れない誇りが僕を

男として人間として僕を

存在するこの場所にある意思を

誰でもなく僕が僕であること

真っ白なボールを追いかけ

埃まみれになった日々も

愛する人に愛を告げた

あの日もきっと同じだよ

いいことばかりが続くわけないさ

いい人ばかりが生きているわけない

どこかで自分は特別と思ってた

だけど案外みんなと変わらなくて

汚してゆくこの心を

どうでもいいとなげやりでさ

言葉ばかりが先行して

現実に戸惑う

僕は何がしたいんだ...

さぁ　若人よ今

自分の心を聴け

僕はこの世に

たった1人と証明して

友人が来月結婚するってさ

同級生の誰かが死んだって

履歴書に自分の年齢書いても

正直実感がさらさらなくて

現実を受け取る力が

年々小さく消えるんだ

このまま突然死んでも

僕の走馬灯

命が尽きる前に終わっちゃうね

さぁ　若人よ今

自分の弱さを知れ

恥ずかしいことに負けるな

誰も見てない

そんな君に振り向かない

さぁ声を上げて

裸の想いを叫べ

あの子が好きだった

あいつには死んでも負けたくなかった

さぁ若人よ今

目の前の愚かは自分を殴れ

未来をそのまま受け取るな

自分の力で奪い取れ

(自分の)

自分の力で奪い取れ