対メダカ奮闘

けさはメダカ相手に奮闘した。庭のメダカ池(ホントの池じゃない)から増えすぎた藻やホテイ草やら底泥やらを60リットルのタライに移している。タライはいわばゴミ捨て場なのだがゴミに卵が付着しているようで稚魚が生まれてすくすく育つ。しばらく稚魚の誕生がなかったが卵つきのホテイ草を移してしまったようで稚魚が生まれた。5匹も。先住メダカはこないだまで稚魚だったがゴミ捨て場は食糧豊富なようで今や大人サイズ。メダカは稚魚を平気で食べる。しかも生まれた直後の針子と呼ばれる稚魚は食べやすいサイズ。じっと観察。針子稚魚たちはうまく逃げているし先住元稚魚も狙っている感が薄い。しかしこちらが気が気でない。決心する。まず針子稚魚を別に移す。これは楽勝。次に先住元稚魚を大人池に移動させる。これが超大変。メダカの逃げ足の速さは尋常じゃない。しかも健康で元気なやつは手に負えない。せっせと水を抜き逃げ場を圧縮してなんとか全匹捕獲。あれっ一匹いないぞ。あ地面に落ちてた。いつどこからどうやって落ちた。息も絶え絶えなのを救出。念のため0.5%の塩水浴にする。無事の回復を祈る。さて他の5匹を大人池に合流。タライの水その他を戻して針子稚魚5匹を戻す。何事もなかったかのように呑気に水面すいすいの針子稚魚。というわけで猛暑が去るとメダカとの戦いが始まる。

※「すべての空の下で2」という雑多な短文を連ねる試みの一節。

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