ローマの休日の舞台
初めて『ローマの休日』を観ました。
白黒で音の演出も少ない中、こんなに緻密に美しく人の心理を表わせられるんだなと。
シンプルな分、俳優さんの演技や構図が引き立って見えるのかも。
ローマに行った時にこの作品を観ていたら、また格別な想いがしたでしょうね。
個人的にはあの審判の口のシーンが観られてウキウキです。
さんまさんのCMもよく出来てますよね。
アンが美味しそうにジェラードを頬張るスペイン階段。
「イタリアなのにスペイン階段?」となりますが、近くにスペイン大使館があることからこの名で呼ばれることになったそう。
2012年に飲食禁止、2019年に座り込み禁止になったりと、あまりに有名なゆえに色々あるようです(写真は2013年撮影)。
最初アンが家だと言い張ったコロッセオ。
タクシーの運転手に「あんたは剣闘士なのかい?」とかオシャレに言い返してほしかったです笑
スクーターで暴走して絵描きさんに突っ込むシーンがありますが、今でも街のあちこちで絵を売っています。
私も写真撮るのに夢中になってて、絵を踏みそうになったことがあります^^;
アンが髪をカットした美容院の近くにあるのがトレビの泉。
ジョーがなんとかカメラを手に入れようと子供に話しかけて不審者がられていたのはここ?
ダンスパーティが行われていたサンタンジェロ城。
訪れた時私はここのことを全然知らなくて、ローマ市街からヴァチカンへ向かう途中、川沿いに突如現れたのが印象的でした。
『ローマの休日』でも物語の「転」を象徴する舞台ですね。
まだ行くにはちょっと難しいご時世ではありますが、イタリアは建造物も人も面白い(イタリア人は日本人が想像するとおりのイタリア人です笑)ので、興味のある人は是非行ってみてほしいですね〜
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?