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ディア・ハンター傑作だった。(ネタバレあり)

 ロシアンルーレット怖い。

 マイケル・チミノ監督の不朽の名作『ディア・ハンター』を観ました。

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 デニーロが狂気の顔で自分に銃を向けてるジャケに圧倒されて円盤をレンタルせずダイレクトに買っちゃったけど、大成功でしたよ。すごい作品だった。感想連ねていく。(深くは語らないけどネタバレありなので未見の方は注意)

 以降は好き勝手に感想駄弁ります。

 まず、今回のデニーロは追い詰められてるけど気を強く保とうとしてる感じがすごかったですね。口には出さないけど色々考えてる感じがたまらん。クリストファーウォーケンがワンショットって言ってロシアンルーレット(意味深)しちゃうシーンはNOOOO!!って感じで……。あそこの泣き崩れるシーンはデニーロの感情を珍しくさらけ出す姿かもしれません。珍しくというのも、デニーロの全作品においても、という意味で。
 大体デニーロって怒ってるかずる賢い顔のイメージなんだけど『ディア・ハンター』はまた違ったデニーロが観られた気がする。満足。ちなみに戦争中のロシアンルーレットの怒ってる顔のシーンはいつものって感じがしました。これこれ。

 次に、こんなところにメリルストリープ。こんな若いメリルストリープは初めてだった。あんまメリルストリープの作品は観ていないのでなんとも言えないけど、『プラダを着た悪魔』のイメージがすごいからね~。今も一線で活躍するすごい人だ。

 最後に、『ディア・ハンター』は戦争シーンが多いかと思ったら全然少なくてびっくりした。1時間もなかったよねおそらく。それでも衝撃的なシーンが濃縮されていた。もしかしたら今まで観た戦争映画のなかで一番緊迫感があってドキドキしたかもしれない。ジャケとは印象が違い、戦争の悲惨さというより人間ドラマに重点を置いていたと思う。いや、悲惨さでいえばめちゃめちゃ効果的ではあるが。『フルメタルジャケット』みたく戦争そのものって感じではなかったな。
 正直序盤のほうとかまだ戦争入らんのかよとか思ってましたね。そういう映画だとは。それでも終盤は本当にすごい。帰ってきても……みたいなことが起こる。戦争の残り火がある。ランボーの名台詞が重い……。

 疲れたのでこの辺で。今日眠気がひどい笑 なんか思いついたらツイートしてるかも。

 良い買い物しました^^


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