スコセッシ年表を作る ②集計-2
フラペンタです。表作ったよ。割と予想外なことが多かった。
前回↓
年表を作っていく上で、後で楽になるように集計表をエクセルで作りました。それに伴って、今回の集計表での各項目の適応範囲といいますか、ある程度ルールを決めて表を作ったので、それを説明する回となります。今後ルールを変える可能性はあるのでその時は言います。
今回の項目は以下の通り。
・製作年
・作中年代
・主な舞台
・実話ベース
・未見(フラペンタのメモ用)
ひとまず作った現時点での集計表がこちら。
Table.1 スコセッシ作品の集計表
軽く調べただけだったり、前に観た作品は記憶があやふやな可能性もあるため、何か修正箇所あれば随時直していきます。現状はこんな感じ。表の一番下に○の数の合計を加えてみようかなとは思ってる。
それでは、今回の集計表の各項目の決めたルールとまとめた感想を以下に!
製作年
世界で最初に公開された年です。
作中年代
年表作りの上で鍵となる作中年代。
作中年代は作品の起点となる年(作中において主人公の一番若い頃)を載せてます。作品の中で違う年代のシーンが長い場合もある。メインは年表なんで、そのほうが後々作りやすいのです(*^-^*)
基本は正確な年を入れたかったのだが、言及されてなかったり、大まかになっている場合があった。作中年代が~0になってるのは大まかな年代を示している。
補足
・傍線は現時点で不明な作品。もし観てもわからなかったり、特に言及されていなければ、年表では製作年=作中年代として扱う。
・『最後の誘惑』はキリストの十字架が関係しているようで、十字架にかけられたのが33年という説があるようなので、30年代でひとまず置いておいた。
・『ウルフ・オブ・ウォールストリート』に関しては、具体的な年代がよくわからなかったので、主人公が最初にブローカーとしてキャリアを始めたL.F.ロスチャイルドが破産した年、1988年を起点とした。マシュー・マコノヒーが特徴的な鼻歌を歌ってたのが懐かしい。
・『沈黙 ―サイレンス―』の原作は、島原の乱が収束して間もない頃の話らしいので、終わった年、1638年を起点とした。歴史を知れる^^
主な舞台
冒頭に主人公がいる国としました。未見の作品はまだわかりませんが。だいたい冒頭にいる国は作中最も長く滞在しているはずなので問題ないでしょう。
舞台はというと、まさかのアメリカ一極集中型でした。僕は無知すぎてイタリア系やアイルランド系が多くてヨーロッパにも舞台が多いのでは?と思ってましたが、まさかのアメリカの中でした。しかもほとんどニューヨークじゃないか……訳がわからないよ。
アメリカ以外は枠内が黄色で塗られています。4作だけ、まさかの。白地図これきびしいな()
ちなみに、初期作品の舞台はリトル・イタリーに集中している。
リトル・イタリー (Little Italy) とは、ニューヨーク市マンハッタン区ロウワー・マンハッタンにある、イタリア系の住民が多く住む地区である。
リトルイタリーってアメリカだったんだ。イタリア風味があってもイタリアが舞台とは限らない……(無知)
移民とかの歴史には疎いけど、アメリカは移民の国って言われてるし同じ出身地で集まった地区も多いんだろうな。
スコセッシ作品に出てくる名前って、トミー、ジミー、フランク率が異常に高い気がする。これもリトルイタリーを故郷に持つスコセッシだからなのかもしれない。リトルイタリーにはこのような名前が多い……?
ちなみにリトル・イタリーを含むロウワーマンハッタンのすぐ隣にはチャイナタウンがあります。地図の南東側へスライドしてみるとすぐあります。『チャイナタウン』……まじか。ジャック・ニコルソンはこんなところで餌食に()
実話ベース
実話ベースに関しては、
①原作が伝記
②実在の人物が主人公
③劇中で「実話に基づく」と言及している
上記のどれかに当てはまればカウント。スコセッシの自伝的映画も一応実話ベースにカウントしてる。
意外と少なかった印象。そういや『沈黙 ―サイレンス―』も時代小説だったし、イメージを少し覆されたような感覚だ。
未見
フラペンタがまだ観ていない作品。
初期作品どこにあるのやら……(遠い目)
こんな具合になりました。
とまあ、今回はここまでになりますが、こうやって調べると改めて今回の年表作りの意義を感じさせられました。スコセッシのことをめっちゃ知れるではないか。これを作り終える頃には包括的に知識を持てそうでワクワクすっぞ。
次は、これを地図上にプロットしていくわけだが……こりゃ困ったぜ……汗
新たな地図を探さなきゃだな。アメリカ拡大地図。さあどうなることやら、また考えます笑
今回も読んでくださりありがとうございました^^
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