カブでCUBなCAFEへ行く

いつもツーリングに出かけるメンバー、なぜかカブを持っていた。
ドカ乗りは知人から格安で譲ってもらって普段の足として、川崎乗りは親父さんが乗っていたのを譲り受けて乗っている。そして山葉乗りには、実家に放っておいたら朽ちてしまうかもしれないカブがあった。いずれも年式は違えど70カスタム（角目）だ。私はハンターカブCT110（国内仕様）。なんだか仲間ハズレ感がある。

今度カブでどこか珈琲でも飲みに行こうか、という話になった。

山葉乗りのカブは乗れるかどうかわからなかったので我が家のクロスカブ110を貸し出すことにした。カブ体験がほとんどないとの事なので今回のツーリングで乗り方を是非体得してもらいたと思った。

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行き先をどこにしようか考えていたところ、instagramでフォローしているカブ乗りの方からの情報でカブ乗りの方がやっているカフェがあることがわかった。オーナーの愛車はC125。これは行かねばなるまい。

カフェの名前は「Rider's cafe HIDA CUB」日高川沿いにある古民家カフェ。なかなかナイスなネーミングだ。

みんなで行く前に下見に行っておこうと思い（ただ行きたかっただけ・・）、とある金曜日にハンターカブで出かけた。

3月なかばちょうど桜も咲き始め、和歌山市から海南高原を越えて・・・

金谷から国道424号線沿い。
桜が朝の光に照らされて綺麗。この辺もまだまだ咲き始め。

白馬の里を過ぎて長〜〜いトンネルをくぐると日高川にぶつかる交差点。近くにお社があるのでお参りをさせていただく（特に深い意味はない）。

ここから日高川沿い県道26号を御坊方面（西方向）へと走る。途中川の近くまで降りれる道など少し寄り道。

そうこうしていると時間は9時をまわっていた。cafeはすぐそこだ。

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県道右手に本田と山葉の旗が見える。少し登った所にcafeはあった。

こんなところ登るの？って感じのところを登ると開けた敷地内となる。大型バイクや、急坂に自信のない方は県道沿いの駐輪場にバイクを停めるのをお勧めする。

情報がなければ、まずわからないであろうcafe。見つけた俺偉い。

気さくな店長としばし談笑しながら色々と中を見せてもらった。
なんだか懐かしい空間、子どもの頃田舎に帰ったらこんなんだったよな〜って感じ。

このかまどは比較的最近作られたものだとか。本格的な活躍はこれから。

縁側で良い景色を眺めがらブリュレセットをいただく・・最高だな〜。

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帰路は、日高川沿いを御坊方面に走り津木の峠（県道21号）広川川辺線へ。
峠を下ってからほたるの湯方面へまたまた右折し広川ダム公園へ。

そこから広川の対岸の林道へ。この時はまだまだ蕾が多かっが桜並木がいい感じ。

地面に何やら動物の足跡、イノシシさんもそろそろお出ましか。

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翌週末・・　　

いよいよカブ4台で「HIDA CUB」へ。この日も快晴、気温もまずまず桜は満開。

海南高原を越えて道の駅明恵ふるさと館で小休止、焼きたてのパンなど買って食す。カブ初体験に近い山葉乗り、もう大丈夫だカブ。

桜並木を眺めながら国道424号をまったり走ってHIDA CUB到着。4台だとにぎやか・・。

今回は縁側のある板間にお邪魔する。
つがいのツバメがお店の中を探索している。聞けば巣を作る場所を探しているのだとか。軒先きならいざ知らず家の中はちょっと厳しい・・とご主人談。お客さんが来ない時は障子を閉め切っているのとのこと。

お昼にちょっと早いが釜飯を注文。待っている間4人でバイクのことやらいろんな事を話しするのもまた良い時間。本当に田舎のばあちゃん家へ遊びに来た感じ。

食事後の珈琲を頂いきながらさらにダベって滞在時間約1時間半。

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帰りは満開の桜を観に広川ダム公園へ。ちょうどお昼どきだったので地元のお花見客がお弁当持ってたくさん来ていた。我々もバイクを停めてしばしお花見。幸せや♪

元来た道を戻って県道21号で山を下って国道42号線。和歌山までは幹線道路を走る。途中、有田川沿いは車の少ない県道へ。春の日差しの中トコトコ走る。

信号に引っかかった後続待ち・・の図。

マリーナシティーから旭橋へ抜ける道、干潟の和歌川河口から高津子山を望む。
どこまでもいい天気、いい景色。

カブ4台ツーリング、集合出発は朝8時、帰着は午後1時。走行距離は約130km。天気もよくて暖かくて最高のツーリング日和。ご飯も珈琲も美味しく、うっかりすると昼寝までしてしまいそうなHIDA CUBもナイス。

カブ体験がほとんどない山葉乗り、実家の朽ちてしまうかもしれないカブに乗ることを決意。整備できることはフランキーモーターサイクルでやるよ〜。