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やっぱりブレーキ大事だよ

バイク、アクセル開ければ簡単にスピードは出せる。初心者でも広い場所があれば簡単に。ところが広い場所があっても速いスピードから短い距離で止まる、もしくは素早く減速するのはちょいと難しい。
そしてブレーキをかけた時のフィーリングって大事だね。
思い通りにバイクを安全に減速できないとスピードを出すのははばかられるな。

で、先日からイマイチな感じがしていたジェベル200のフロントブレーキ。
ちょっとマスターのピストン周りを掃除してみたりはしたもののやっぱりイマイチ。仕方がないのでバラして掃除することにした。

ブーツを外して掃除してみたものの・・

ピストンを外すので、まずはブレーキフルードをタンクから抜く。
キッチンペーパなどで吸い取るのが良い。
ピストンの根元にスナップリングがあるのでこれを外すと取り出せる。
分解確認してみると摺動部分があんまり綺麗じゃない(多分元々だろう)。ここを綺麗にすれば動きが良くなるのではないか・・ということで磨いてみる。

ドリルにチャッキングしてゆるゆる回させ油砥石を当てて軽〜〜く磨くとまあ綺麗。グリスを塗って組み付ける。
ブレーキマスタのピストン挿入部分、入口なども綺麗に掃除しておく。
内部に傷などないかも確認。

蓋外して
ブレーキフルード抜く
(キッチンペーパーなどで吸い取る)
奥のスナップリングをはずすと
ピストンが取り出せる
ん〜〜ん汚い
入口も汚れてる
当たり面綺麗じゃないね
ドリルにチャッキングして回転させながら軽く磨く
外側の摺動部にグリスを塗って組み付け
中側はフルードに浸かる部分なので塗らない


タンクと蓋の合わせ面がガビガビだったので綺麗にならしておく。

ここからブレーキラインのエアー抜き
ブレーキフルードをタンクに満たしてレバーを握って離すを繰り返す。
感触がスコスコな内はタンクのバルブ部分から細かい泡が出てくる。
とにかくブレーキレバー握って抵抗があるまで頑張って握って離すを繰り返す。
泡が出なくなってブレーキレバー握って抵抗が感じられたら第一段階はOK。

ピストンをフルードに浸してから組み付けるのを忘れたので、ピストン内がフルードで満たされるまで少々時間がかかったような気がするのは気のせいか?

ようやくここでブレーキホース内のエアー抜き。
ブレーキレバーを握ってるうちにキャリパーのブリーダーを緩めて締めて・・を繰り返す。ブリーダーから泡が次々出てくる。
タンク内のフルード減ってくるので継ぎ足すのを忘れずに。
なくなったらまたエアーが入るので一からやり直しとなる。

泡が出なくなってレバー握ってしっかり感があればOK。

蓋との接合部分を綺麗にする
ブレーキレバー握ってるうちに
ブリーダー緩めてすぐ閉める・・を繰り返す
エアー抜きの際はフルード切れに注意
下限よりもうちょっとフルードを足しましょう
満タンもよろしくない
ダイヤフラムと蓋を取り付け

前回のブレーキフルード交換はほぼ2年前、記録によるとこの時からレバーを握った感じに違和感があって小細工をしていた様だ・・。

今回分解掃除して違和感は一気に解消。したと思っているがしばらく走ってみないとわからないね。

ブレーキ周りは重要保安部品なので自分で整備される方は十分注意なされ。



ちなみに我が家のスズキジェベル200、形式はDR200SES 1995年製造。
我が家にやってきてまるまる13年、走行距離は現在35,684kmである。
ブレーキピストンは13年前(走行6,695km時)に新品交換。


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