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雨ツーリングの思い出 (和歌山ー広島)

1990年ゴールデンウィーク
中国地方の林道を走り繋いで和歌山から山口県まで行って帰る野宿ツーリングに出かけた。
雨ツーリングの思い出というお題なのだが初めの3日間はなんだかんだのいい天気。山口県から折り返し後半4日間は雨雨雨雨。連日の雨はなかなかのもん。

当時の相棒は山葉DT200R
バイクのタイヤはちょっと見た目のいかついピレリのガラエンデューロ
出立はというと、中はTシャツ、トレーナーに上着はKUSHITANIの薄手のジャケット、下はシニサロのモトパンにアルパインスターズのオフブーツ。バリバリ林道走るぜスタイルだけどなんかめっちゃグリップ感ないタイヤでビビりながら林道砂利道を走っていた記憶がある。


4月29日
朝6時出発、天気は曇り。下道を走って姫路城ちかくで昼食。そこから山手へ入り氷ノ山方面へ。

GSで小休止、怪しい空模様
林道を走ろうと思ったが・・・
おっと雪で走れない・・
どっかのライダーたちも引き返し

林道は雪、走破を試みたがキャンプ道具が重くていかんともしがたく引き返し。
この日は氷ノ山キャンプ場に泊まることにした。走行距離は約300km。

テントを設営して管理棟で買った薪で火を焚く。
寺崎勉氏もこの辺りへテント張っていたかな。
夜になれば曇り空も気にならない。
山間のキャンプ場の夜は更けていく・・・。

当時は直火OK
薪はキャンプ場で販売していた。
ワンカップ酒を焚き火で温める

当時はもちろんフィルムカメラ。焚き火とかも撮るのでフィルム感度Iso400を使っていた。カメラはCanon Autoboy tele6。今でいうところのコンパクトカメラだ(そんなにコンパクトではないが・・)。フィルムもったいないし現像費用もバカにならないので今みたいにバシャバシャ撮れない。シーンを厳選して撮影・・・していたつもり。

焚き火の前で食べる夕食は、記録によるとさんま缶、焼き鳥缶、カップヌードル(シーフード)。酒は缶ビール(350ml)2本、カップ酒1本。
お湯は沸かしていたが飯炊装備は持っていなかった。水はガソリンスタンドなどで2Lのポリタンクに分けてもらっていた。
翌日のルートなどを確認して早々と寝袋に入る。



4月30日
朝食はクロワッサン3個、コーンスープ、缶珈琲。
昔は缶珈琲よく飲んでたな〜。
この日は晴れた。山間の景色は最高。

どっかの舗装林道
誰も通らない朝の山道
山間ではまだ桜が咲いていた
どっかの路端で昼食
パン、珈琲、野菜フライ、チーズなど・・

この日は兵庫県の東因幡林道から扇ノ山林道、国道29号線、53号線から県道6号線(津山智頭八頭線)から美作北林道、美作北2号林道。昼ご飯は津黒高原スキー場あたりかな・・。湯原湖近くを通り国道181号線、塔の峰公園、国道180号線、日野川を越えて国道183号線を南へ。しばらく走り国道314号線へ右折広島県民の森キャンプ場を目指す。

国道314号線
JR木次線の踏切・・
だと思う
この看板どこらへんにあったっけ?
テントの様子
空には月が出ていた

キャンプ場に着いて荷解きをしてテント設営、ちょっと散歩でも行くかとツッカケに履き替えた。どこかから「見て見て履き替えてるで・・」って声が聞こえてきた。オフブーツのままやったら歩きにくいからツッカケに履き替えるやろ。
ほっといてくれ!!
夕食は、黒糖パン2個、野菜フライ2個、自作玉ねぎシーチキンコンソメスープ、チーズ1個、そして缶珈琲、缶ビール(350ml)2本。

そんなこんなで明日もいい天気だと良いな・・・などと思いながらの夜は過ぎて行った・・・。

つづく・・


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