今度の金曜日はいつの金曜日?
今朝は、英語学習者がよく間違える表現を取り上げます。next Friday は「いつの金曜日?」という話です。
基本的に next Friday は「来週の金曜日」になります。
例えば発言の時点が週の始めの日曜日だったとすると、その週の金曜日なのか、それとも翌週の金曜日なのか分かりにくいですよね。
これはネイティブスピーカーでも誤解することがあるので、
――Are you talking about this coming Friday or Friday next week?
と訊くか、具体的な日付を訊いて確認します。
自分が伝える場合も not this Friday but next Friday(今週の金曜日じゃなくて来週の金曜日)と明確にしておいた方がいいでしょう。
ネイティブ同士なら誤解がない――そんなネイティブ神話は捨て去って、相手がネイティブであろうと日本人であろうと、確認作業をすることを忘れないように。
ところで黙ってネイティブの話を聞き、いつも「Yes, yes」と相槌を打っている日本人をよく見かけます。「この人、英語の伸びしろがないな」と思っちゃいます。
分からないことをうやむやにして、分かったふりをしている限り真のコスモポリタン(国際人)にはなれません。
そんな日本人のメンタリティーとビジネスが直結しているとは言えませんが、
――If you could start any kind of a business, what would you choose?
「何かビジネスを始めるとしたら、何を選びますか?」と質問すると、決まって「今の日本。今更そんなリスキーなことはできないよ」という答えが返ってきます。
――Well, it’s a living hell. It takes a special breed, actually.
I’m not that breed.
「生き地獄だ。特別な種類の人間がすることだ。僕はそういった種類の人間じゃない」と。
現在、安定した仕事に就いているなら、敢えてリスクを冒すこともなさそうですが、「ちょっぴりドキドキ」できる商売にチャレンジしてみるのも楽しいと思いませんか?
お座なりにその場を繕う思考ではなく「守り」から「攻め」へと転ずる思考、そんなマインドセット(考え方)こそがビジネスや英語に飛躍的な成長をもたらします。
――Be interactive. Be constructive. Be productive.
どうか思考停止にならないように、攻め続けてください。
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今日も一歩前進――Make it happen!
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