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No.23 励ましたつもりの言葉、相手にどう受け取られたか?

質問者:コミュニケーション・スキルを学んで以来、前なら全然気にならなかったことが、気になるように。

で、最近も、?と感じたことがある30代男子。

Q:フランク先生、最近、ものすごく優秀で、ある有名な組織でCEOになるはずだった人と、同席する機会がありました。

そのとき、一緒にいた若い人が、ごく軽い調子で「CEOになんて、ならなくてよかったじゃないですか!」とか「CEOになるだけが、人生じゃないですー」とか言っているのを耳にしました。

これって、どうなんでしょうか?

A:それは相手に対する敬意が、不足していますね。

いろんな価値観があるのは当然ですが、CEOになるのが目標の人生もある。

巨大な組織の中でトップの座を狙うのは、ものすごく勝率の低いチャレンジです。

その目標を達成するために、非常に優秀な人が、どれほどの努力をしてこられたか? 

そのことに想像がつきますか?

自分とは、おかれた境遇やしてきた経験が違うときは、注意が必要ですね。


答えを聞いて、質問者からひとこと:

たぶん、言った人は、相手を慰めたり励ましたりしたくて、口にしたのだと思います。

ですが、その言葉を受け取った人の心の中は? その場では、穏やかにやり過ごされていただけに… 

コミュニケーションって、コワイですね。








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