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der・die・das:覚え方は簡単…か?!

なんとか軌道に乗り始めた現地校生活ですが、さっそく壁にぶつかることに:それはやはり、ドイツ語の文法、とりわけ『定冠詞』です。 ご存じのとおり、ドイツにはder (男性名詞の場合)、die (女性名詞の場合)、das (中性名詞の場合)という、3つの定冠詞があり、それが状況に応じてややこしく変形するのです。

Mann(男性)がderなのはわかるけど、なんでZug(列車)も?だって、男性も女性も電車に乗るじゃん!Mädchen(女の子)はどう考えても女性なのに、なんでdas??当時の僕は、ナゾが深まる一方でした。

外来語などに関しては一定のルールがあるものの(例えば、『~ion』で終わる単語はすべて女性名詞。Information、Additionなど)、それ以外の単語については、誰に聞いても「これはフィーリングなんだ、覚えるしかない」という、納得のいかない返事が返ってくるばかり。『覚えるが勝ち』とはいえ、ドイツ人でも何らかの規則に基づいて覚えているのではないのか?!

そこで、名案がひらめきました。すべての名詞を複数形にしてしまえばいいのです!ドイツ語の場合、複数形の定冠詞はdieのみです。なので、あとはそれぞれの名詞の変化形だけを覚えればいい、という作戦です。「これは使える!」と思い、小学4年生の頃までなんでも複数形にしていた記憶があります。

しかし、その作戦は残念ながら短命に終わりました。僕がほぼすべての名詞を複数形で言うことに気づいた友達が「へへ~、コータローはder・die・dasができないから、なんでも複数形で言うんだ~」とからかいはじめたのです。せっかくの名案、バレるのが早かった!

今となっては、なんとなく感覚でわかる気がしないでもないですが、それでも「これ、dieだっけ、それともdasだっけ?」と迷うことも時たまあります。みなさん、そしてお子さん達はどうやって覚えていますか?教えてください(汗)!

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