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思考スピードを爆上げする方法


今日は思考スピードを爆上げする方法について解説する。


思考スピードを定義する



頭の中では常に自分との会話が行われている。

「今週の予定どうしようかな、、」
「仕事のメール早く返信しないとな」
「今日こそはジム行きたいな、いやどうしようか、だるいな」
「週末のデートどこ行こうかな、あそこは人が多いかな?
予約できるかな」
「あぁ今日疲れた仕事行きたくないだるい」


 
このように日々頭の中では自分の思いが勝手に溢れてくる。
思考スピードを上げるということは
湧き上がるおしゃべりのスピードを上げようというものではない。
頭の中で行われる勝手な会話は思考ではなくただの雑談である。

ここで定義する思考スピードとは

「意思決定の速さ」
「仕事の速さ」

である。

意思決定の速さとは
何か決断を求められた時にずるずると考え込まず
スパッ!っと決めるスピードのこと。


仕事の速さについては作業の早さと思ってくれていい。
ブログを書く、本の内容をまとめる、資料を作る、テストを時間内に終わらせる。などなど。



思考スピードを上げるということはすなわち
意思決定を早く行い、作業時間を爆速で縮めることを指す。

なぜ思考スピードが遅くなるのか


思考スピードを上げる方法を伝える前に、
なぜ思考スピードが落ちてしまうのか考えます。


なかなか意思決定ができなかったり、
ダラダラと作業が長引いてしまう原因。


それはノイズである。


頭の中のノイズ。


つまり冒頭でお伝えした、
頭の中で湧き上がる雑談が
多すぎるのだ。

ノイズが多いと
何かを決断しないといけないのに
あーでもないこーでもないと頭の独り言が止まず
思考が鈍ってしまう。


作業がなかなか進まない時、
決まって作業中に、関係のないおしゃべりや情報が
頭の中に湧き上がってくる。


注意が頭の中に湧き上がる情報に何度も引っ張られて
注意散漫になれば、当然集中力も落ちるし
作業はなかなか進みまない。


思考スピードを上げるには
このノイズを取り除く作業が日々必要になる。


なぜノイズが発生するのか


ではなぜどうでもいいノイズが頭の中に多く発生するのか?


それは情報が多すぎるからだ。

現代人が1日に浴びる情報量は平安時代に生きた人の一生分だと
言われている。

次々に流れてくる過激なショート動画、ゴシップ、汚いコメント。
スマホを開くだけで表示される誇大広告。
友達のどうでもいい日常が次々に表示されるSNS。
頻繁になるスマホの通知。
仕事やプライベートのTodoリスト。
家の中にあるまだ手をつけてない本、洗濯物。
一度も来てない洋服に元カノにもらったプレゼント。

都会に住んでいれば、家を出ただけでたくさんの人とすれ違い
目に入るファッション。
聞こえてくる会話、街の喧騒。雑音。
嫌でも目を向けさせられる巨大な芸能人の広告や輝くネオン。

こんな状態で
頭の中がクリアになるわけがない。

五感を刺激され垂れ流されるどうでもいい情報の中で
クリアに精製された思考スピードを保つことはとても難しい。


目指すべきは

一点の曇りも邪念もなく澄み渡った心の水面。



「明鏡止水」の境地である。


思考スピードを上げる方法

ではどうすれば情報過多の現代において
明鏡止水の境地に辿り着き、
思考スピードを上げることができるのか。
その方法は大きく分けて3つある。

1.ブレインダンピングで頭の中のノイズを全部吐き出す方法。
2.環境自体をクリアなものに変える方法。
3.体調を整え、肉体からノイズを取り除く方法。

ブレインダンピング


ブレインダンピングとは、頭の中にあるアイデアや情報を書き出すことを指す。
つまり、自分の思考や考えを一時的な媒体(例えば紙やスマートフォンのノートアプリ)に記録することだ。

ブレインダンピングを行い、頭の中に浮かぶ言葉、気になること、悩み
全部をひたすら紙に書き出す。
自分に対して問いを投げかけたり、アドバイスしたり、全て言葉にして
紙に書き出す。
やりたいこと、しなきゃいけないこと、今の感情についても
書き殴る。

A4用紙1枚を埋め尽くすほど書く。それでスッキリしなければ
2枚、3枚と気が済むまで書く。

これを作業の前に行うと頭がスッキリした状態で作業に取り組むことができる。
脳に溜まったノイズを吐き出すことで、ワーキングメモリが向上し
パフォーマンスが上がるのがわかるはずだ。

このブレインダンピングを毎日行えば、数日後に自分の気分の変化に気づくはずだ。これはやった人にしかわからない。

頭が整理され、自分を引っ張る無駄なおしゃべりが劇的に減り
研ぎ澄まされた感覚になる。

あらゆる意思決定も速やかに行えるようになっている自分に気づくだろう。


大ヒットを記録した「0秒思考」の内容もこのブレインダンピングだ。
0秒思考ではA4用紙を3ページ毎日書くことを提唱している。

これを続けることで思考スピードが劇的に変わるとのこと。


ブレインダンピングは、ノートに書き出すだけでなく、スマートフォンのメモアプリや、マインドマップアプリを使って行うこともできるが、いずれにせよ
手書きをお勧めする。あくまで体感であるが、手書きの方が効果が高い。


環境を変える


とてもシンプルであるが強力な方法。

情報量の多い環境から情報が少ない環境へ変える。
南の島や森林に囲まれた自然の中で過ごした時、
頭の中のネガティブな独り言や悩みが静まり返り
とても穏やかでクリアな気持ちになった経験は誰もがあるはず。

その環境を作り出せれば頭に浮かび上がる将来への不安や
ネガティブな言葉のノイズが劇的に減り、思考スピードは高くなる。

集中するために、必要なものだけを手に取りカフェにこもる人は多くいるだろう。

自分の意識を引っ張り、余計な思考を発生させるものから
物理的に距離を置くことにより頭からノイズを取り除くことができる。


ただスマホがある今、どれだけ静寂な美しい森の中にいても
意識はスマホに向いてしまう。
そんな人にお勧めなのがタイムロッキングコンテナ。


体調を整える

いくらブレインダンピングしても、素晴らしい環境に身を置いても
疲れが溜まっていたり睡眠不足やらで体調が悪ければどうしようもない。
睡眠不足だと自制心が働かなくなり感情的に乱れやすくなる。
記憶力も低下するため何かを学ぶにもかなり不利な状態。

ぐっすり眠れた朝は思考がクリアになり
エネルギーが体中にみなぎる。
体が資本であり、体の状態はメンタルへと直結する。

睡眠時間だけは絶対に7時間は確保すること。
睡眠は技術である。

学びたい人は睡眠を学ぼう。


また運動はめちゃくちゃ効果的。
運動をすることで脳の神経細胞であるBDNFが生成され
脳機能を成長させてくれる。

運動により、脳に酸素や栄養素を供給するための血液流が増加し、脳内での神経細胞の成長や再生が促進される。これは、学習、記憶、思考、判断力、ストレス対処能力などの認知機能に対して直接的な影響を持つことが示されている。

息が少し上げるような運動や、きつい筋トレの後に、
思考がクリアになり全知全能の存在になったような
とても心地のよい気分になった経験はないだろうか?


脳自体を成長させるには運動しかない。
運動のモチベーションを上げたい人は読んでみてほしい。



まとめ


運動して、しっかり眠って、環境を整えて。

その大きな基盤のもとに
ブレインダンピングをひたすら行ってみてほしい。
自分の頭に浮かぶ言葉、汚い思いネガティブな感情も
吐き出すように書いて書いて書きまくる。

数日続ければ、
一点の曇りなき、澄んだ水面を思わせる頭脳と心の状態で
日々の生活を送ることができるはずだ。

圧倒的な意思決定と爆発的な作業スピードを
手に入れられることを約束しよう。

以上。

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