「ターミネーター3」の感想


名作と呼ばれる映画の続編は駄作になることが多い。
「ターミネーター2」は文句なく名作に次ぐ名作でした。
本作は、監督がジェームズ・キャメロンから代わります。キャメロン自身は「完結したから」と制作に一切関わらず、アーノルドもキャメロンが監督しないと聞いて出演に乗り気でなく、のちに「州知事選挙の出馬費用を稼ぐため」と認めてしまったあたり、ダメな映画臭がぷんぷんする。

さて、そんな「ターミネーター3」の感想です。

「TERMINATER 3」(2003)
先述のとおり、監督はジェームズ・キャメロンからジョナサン・モストウへ交代し、2をも超える巨額の予算で制作された作品。

最初に言っておきます。

この映画、ツッコミどころしかないやないか!!


まず、ターミネーター(T-850)が告げる台詞。

「審判の日は避けられない。延びただけだ」


( ゚д゚)

じゃあ1と2は何やってん!?
コナー親子の踏ん張りとT-1000との激闘、ダイソンの犠牲は何だったの!?



2つ目は、ジョン・コナー役のニック・スタール。

( ゚д゚)

お前華がなさすぎるだろ!


前作でジョン・コナーを演じていた超絶美少年のエドワード・ファーロングはどうした!

いや、そりゃエドワードが健康上の問題(アルコール依存)を抱えてたことはわかるけど、何やこの普通のあんちゃん。こんな奴、スカイネットと戦えるかよ笑

そして3つ目。敵ターミネーター(T-X)役のクリスタナ・ローケン。

セクシーすぎるぞ!
女性型というのは新鮮でいいけれども、なんだこの美女は。
ターミネーターというより、もはやボンドガールじゃねえか笑


そんな鑑賞者のツッコミはさておき、ストーリーは進行します。
ジョン・コナーと、将来ジョンの妻になるケイト・ブリュースターの始末、そして「スカイネット」の起動を狙うターミネーターT-Xと、彼らを救うために未来から派遣されたターミネーターT-850の戦いが始まります。
T-Xは前作で出てきたT-1000の進化系で、武器が大量に体の中に仕込まれている他、他の機械をいじって操作できる機能が追加されてます。

また、前作よりもさらにド派手なカーチェイスを繰り広げ、街がドッカンドッカン破壊されていきます。

ちなみに審判の日は避けられないという下りがありましたが、「スカイネット」は起動されます(正体は本編をご覧ください)。

僕が好きだったシーンはほぼラスト。
T-850がT-Xの口に水素電池(ほぼ爆弾と化したもの)をぶち込み、爆破します。

「You are terminated.(おまえを抹殺する)」。

「ターミネーター1」でサラ・コナーがプレス機でT-800を押しつぶすシーンのオマージュです。
正直、ここだけ好きです笑

というわけで、今作はパラレル・ワールドというか、続編では無いアナザー・ストーリーとして観るのが正解でしょう。

「ターミネーター4」を観るかどうかは、まだ決めてません。
アーノルドも出てないからスルーでいいかな笑

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