【登山記録】白山日帰り2023年9月
今年も霊峰白山に登りました。
両白山地に足を踏み入れるのは、7月に白山釈迦岳に行って以来です。
実は先月、福井県側の赤兎山(あかうさぎやま)に行こうとしたものの朝起きれず、仕方なく近くの山に行こうと自転車こいでたら、途中の道の下り坂でスリップして手と膝を軽く怪我して、これは白山の神のお怒りやなと勝手な解釈をしてたのですが、白山の神にご挨拶しに行ってきました。
白山登山バスで市ノ瀬→別当出合まで行き、朝7時に出発。
(公共交通機関で白山に登ろうとすると、この時間が一番早い)
今回は登り・下りとも砂防新道を使ってピストンしました。下りは観光新道でもよかったのですがなぜか帽子を忘れてしまい、遮るものが何もない観光新道はリスクが高いなと判断したので。
さて、白山の登山道は基本的に一本道なので迷うことはないと思います。別当出合から山小屋のある室堂までの直線距離は約6,000m。
別当出合の標高は1,260m、室堂は2,450m、最高峰が2,702mなので、標高差約1,500mを登りっぱなしです。ということは、帰りは必然的に下りっぱなし。
まだガスが残る中、ペースは様子を見ながら約30分で一つ目のチェックポイント・中飯場(なかはんば)に到着。
ひたすら上って甚之助避難小屋(写真撮り忘れた)を通過して、スタートから2時間で黒ボコ岩に到着。
ここからはしばらくフラットな木道を歩いて、急坂を登りきるとそこは室堂。スタートから2時間20分、ほぼ休まずに歩いてきたからかいいペースでした。
登山を始めてしばらく経った頃、登りはほぼ休憩せずに山頂またはその直下まで一気に登るパターンで登ってて、最近はポイントごとにこまめに休憩を挟む登り方をしてましたが、この方法だと疲れることが分かってきた気がする。
どっかのトレーナーさんが、「ランニングで急に立ち止まると疲れるので止まる時は徐々にペースを落としながら」と言ってましたが、山歩きにも当てはまるのかも。
で、水分補給をしてそのまま頂上へ。
室堂から最高峰・御前峰まではおよそ20〜30分程度。
目の高さより上に岩がなくなり、空だけになったとき、そこは御前峰です。
5回目の白山登頂。
いつもどおり頂上は記念撮影する人でごった返してたので、2〜3分ほどしかいなかったかもしれません。北側に下って池と大汝峰へ。
岩場を下りるとウソのように静かになります。
池を横目に見ながらしばらく歩くと、右手に大汝峰が現れます。
白山で二番目に高いピークですが、静かで山頂も広いので御前峰より好き。
再び池の方へ下って、室堂方面へ。
室堂からは登ってきた砂防新道を下って別当出合へ。
下山は足が疲れてて慎重にならざるを得ないんだけど、なぜか退屈という一つの作業みたいな感じですが、登れば下りてこなければならないので嫌がらずにやります。
そんなわけで、総歩行距離約17キロ、トータル7時間のトレッキングはおしまい。
今回は気温もほどよく、いい天気でした。
白山は北アルプスのような急峻さも南アルプスのような重厚さも無いけど、独特の美しさを持った山だと思います。また来ます。
下りたらとりあえず自販機でコーラを調達。
自販機のコーラ、街中は180円になりましたね。普段は高すぎて買う気がしないんだけど、登山口にある自販機のコーラは、200円を超えてても喜んで買います。その価値があると思う。
さて、今年の登山はこれでようやく9座目。
ペースが全然上がりませんが、今年も白山のノルマをクリアできたので良しとします。
次回どこに行くかはまったく決めてませんが、また10月に。
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