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日本語オンラインPFをやめる

オンラインで日本語を教えているみなさんに人気のプラットフォーム(PF)たくさんの方が登録していると思います。自分で学習者を探さなくてもいいし、スタートするときのハードルが低いのも人気の理由だと思います。私も昨年登録してみたのですが、今回、そこをやめたのでそれについて書きたいと思います。始めたい人が多い中、やめる話にはあまり興味がないと思うのですが、まぁそんな人間もいるということで・・・ただ、やめると言っても、私の場合は最初から個人集客していて、その中でお試しにPFという過程なので、少しみなさんとは違うかもしれません。

PFをメインにする気は最初からなく、当初はどんなものかなぁという興味本位と、空いた時間に予約が入ればいいなぁという気持ちで始めましたが私の場合、問題が3つありました。

PFとの相性があわない問題点

①仏語話者しか教えていない
当然ですがオンラインPFは英語がメインですし、英語話者の学習者が圧倒的に多いので、日本語の先生も媒介語として英語を使って教えたり、学習者とコンタクトをとっていると思います。でも、私は仏語話者にしか日本語を教えていないので、どうしてもその点は不利でした。もちろんフランス語で説明してほしいという仏語話者の学習者はいますが、割合はやはり少ないと思います。

②PFと私のレッスン料金
PFでは手軽な料金から始め、経験を積んでレッスン代金を上げていくスタイルが基本だと思います。もちろんそれは理にかなっていると思うのですが、私はすでにレッスンをしていて自分が教えている学習さんもいるため、その自分の料金を下げるわけにはいきませんでした。つまり、自分の値段で設定してみるとPFでの経験もないのにレッスン代金だけ高くなってしまうという状態にならざるを得なかったのです。でも、フランスのフリーランスの社会保障費は高いので、PFの手数料を考えるとレッスン代金が高くなるのは仕方がありません。

③PFにさける時間が少ない
PFをサブで・・と思っていたため、PFでレッスンができる時間は週に数時間だけでした。教えられる時間をできるだけあけたほうがいいのは当然なので、そこも難しかったです。

言い訳のように書きましたが、こう書いていくと予約が入らないのは当然の結果ですよね。もちろん私と同じような立場の人でも、がんがんレッスンをしている先生も多いと思うので、本腰をいれなかった私のせいなのもあるのですが、結局フェードアウトになりました。
それでも何人かの人とレッスンしましたし、規約違反をおこさずに私と個人契約になった生徒さんたちもいましたので、ある種の経験にはなりました。

やめるにあたって

ほとんど幽霊部員のような私でしたが、それでもレッスン代金が10万円ぐらいずっとそのままになっていたので、いざ、やめるにあたってお金をひきだそうとしたら、個人IDが認証されないとお金が引き出せないと表示されました。でも、私のページにはその認証確認ボタンもリンクもありません。サポートに問い合わせても自動返信メールか、調べて返事しま~す的なメールが戻ってくるだけ・・おかしいと思ってたらアホなことに、私、フランス語でメール、書いてたんですよね。返信メールもフランス語だったので気がつきませんでしたが、やっぱり英語じゃなきゃダメなのかぁとフランス語・英語で書いたら速攻返事がきました。結局手動で認証してもらい、無事にすぐにお金を引き出すことができました。

結論

世界中の学習者さんとつながることができますから、もし日本に住んでいたらPFは続けていたかもしれません。でも、私のようにターゲットの学習者が決まっている場合はこのようなPFを使う必要はないかなぁと思いました。また、私は会ったことはありませんが、変な人が多いというのも聞きます。PFに登録している学習者さんは基本的に真面目に言語を習いたい人が多いと思うのですが、誰でも無料登録できてしまうゆえ、そのリスクはあるのでしょう。個人集客の場合はそのようなことはありませんから、その点は安心というか時間のロスは避けられます。

完全に負け惜しみですが、あえて大きいことを言うと、PFの中で検索される、またはアルゴリズムで偶然目にとまって選んでもらうよりも、私はグーグルなどで検索されて自分のサイトに来てもらったほうが、今は嬉しいです。ま、PFでめちゃめちゃ稼いでるトップ級の先生からしたら、私なんて底のほうでぐるぐるしてるだけの気もしますが、地道に自分のサイトに集中してがんばります。

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