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マルシェに行くようになって

月に3〜4回マルシェに行くようになって半年以上経ちました。物価高がやってきて、近所のスーパーよりマルシェの方が経済的なことに気づいて通うようになり、冬の寒い日もしっかり防寒して行ったことを思い出して季節が巡っているのを実感。

バカンスシーズンに入って、私が贔屓にしているスタンドも夏休みを取っている模様。今までも2、3回、今週はお休みかな?と思った事はありましたが、夏はやっぱり長くとっているみたい。野菜が概ね状態がいいし、店主が親切で、お釣りを丸めずきっちりしてるのが私には気持ちがいいし、少々値段が他より高いものがあっても、そこでまとめ買いしていたので、今は少し面倒になりました。
300mぐらいに渡って、スタンドが両脇に並んでいる青空マルシェで、どんな感じのスタンドがどの辺にあるかは大体頭に入ってきましたが、スタンドによってキレイな野菜とそうでないのが色々なので、見比べながらあっちこっちで買います。帰りのバスの時間も睨みながら、今日は「杏を買う時間あるかしら?並んでないからいけそう!」とギリギリで美味しそうなのをゲットして帰ってきました。そうすると何回も支払いのやり取りがあるので面倒なんだけど、やっと慣れたなあと実感。

というのも、フランスは大半の場所で1ユーロでもカードが使えて、渡仏して4年ぐらい現金をほぼ使わない生活をしていたのが、現金商売のマルシェに行くようになって(カード払いOKのマルシェもあります)、否が応でも慣れないといけなくなったのでした。ユーロの種類の多い小銭に慣れるまで、間違えたり、お釣り誤魔化された?と情けない思いもしながら、でもめげずに頑張ったなあと、ちょっと遠い目で振り返ったのですが、でも実際は、お金を払う時にゴソゴソ探して時間がかかっても大丈夫なんですよね。店主はその間、次のお客さんの野菜を計ったりしているので、急かされる雰囲気はありません。

それにしてもユーロって硬貨が8種類もあって色と大きさが似てるものがあるのが憎い!まったく、慣れたり学んだりするのに時間がかかる年齢になったなあと嘆きますが、最初は必死だったのが、新鮮な野菜や果物と活気に溢れたマルシェに行くのをやっと楽しめるようになってきたかなぁ…と感じる今日このごろです。

今日も読んでくださって有難うございました!

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