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フランスに来て愛用品になったもの

仏人夫と結婚して渡仏し、夫の持ち物として元々家にあったのに、最初は「ちょっとお年寄りのものって感じで嫌だなあ」とためらっていたのが、今では愛用しているもの。それは、買い物用のカート。コロコロって言うと分かりやすいでしょうか。

最初はモノプリのエコバッグで買い物に行っていましたが、周りを見渡してみると、老若男女問わずコロコロを使っていることがわかり、私も使ってみようという気になりました。まず最初は皆がどんな風にしているのか観察。

自分のコロコロに商品を入れて買いまわってOK。(スーパーによると思うけど、コロコロをレジ付近に置いておいて、お買い回りはお店のカートを使ってもOK。)商品は、いつもと同じように、レジで全部いったん取り出して、レジ前に送られていくベルトコンベヤーに並べる。コロコロの中がカラであることをレジ係に見せる。レジ係がレジをしてくれた後に、流れてくる商品をその場でコロコロに収める。

最初の頃はもたつきましたが、重いものを先に収納したいので、買いまわる時点で順番を考えて、レジでも先に流れてきてほしいものをベルトコンベヤーの前方へ配置するというコツも習得。水の六本パックはコンベヤーに載せてほしくないらしく、コロコロに入れたままレジ係に言って指示に従います。
コロコロだとたくさん買えて重くないし、手が空くので帰ってきてアパートの郵便ポストをチェックしたり、ついでにパン屋さんに寄ってバゲットを買ったりするのも便利。バスの乗り降りや、歩道が悪いとちょっと大変なことはありますが。

フランスは色んなデザインや大きさのカートが売っていて、値段もピンキリ。うちのはモノプリの至ってシンプルなカートですが、友達はお母さんのために、車輪に工夫があって階段の昇り降りがしやすいのを買ってあげたそうだし、保冷ポケットがついているものもあります。

それですっかり、カートが手放せなくなったし、お年寄りのものだなんてイメージもなくなったのですが、ある時ニュースを見ていたら、カート派かそうじゃないかって内容でマルシェでインタビューをしていて、カートを年寄臭いから使わないって言っているマダムがいました・・・ イメージは人それぞれですね~

今日も読んで下さってありがとうございました。
500mlさん、可愛いイラストお借りしました。ありがとうございます!

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