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手縫で半袖シャツ

以前にシャツブラウスが上手く行ったので、夏用に半袖も作ろうと冬のセールでダブルガーゼを入手していました。ダブルガーゼは生地が波打ったようなニュアンスのもあるけど、この生地は波打つ感じはなくしっかり目でした。

生地に素朴な風合いがあるからか、縫い始めてみると、縫い目がとても可愛く見える!それであえて脇や肩なんかの縫い代の処理は割伏せ縫いにして、外に見える縫い目を増やしてみました。縫い目を増やしたくて、普段は省略するポケットも二つもつけて。手縫いの縫い目が活きてるなあと1人ご満悦です。
難しかったのは、端がほつれるというか、ゆるくなりやすいのと、折ると厚みが出やすいのとで、縫い代が足りないかとヒヤヒヤする箇所があった点。
台襟が左右で違いが出て失敗してるんだけど、上衿もあるし開けて着るし(なので一番上のボタンもホールも作ってない)あんまり分からないかな。気にせず着ますよー!今回初めて上衿までつけたけど、難しいので、よっぽどつけたい時じゃなければ台襟までにしておこう…
思いつきだけど、自分のために書いておくと、ダブルガーゼで襟をつけるときは、襟の後ろ側とか一部を薄いローン生地とかにしてみる手もあるのかな。
ボタンホールは、もう知ってるしと思っていきなり縫い始めたけど、最初はちょっと縫い目の加減がうまくいかなかったので、一回は別布で手慣らしした方が良かったなあというのも反省。

今回の型紙は濱田明日香さんのこの本から。フランス語版です。日本では表紙写真が違っていて、タイトルは「大きな服を着る、小さな服を着る。」。買った当時はフレンチスリーブを作ろうと思っていたけれど、袖が長めの方が使いやすいので、ノーマークだった半袖シャツに目が留まりました。色々縫っていると、手持ちの本の中で作りたいものも変わってきたりして、フランスは単品で買えるレシピも豊富なんだけど、長い目でみて本がやっぱりお得だなあなんて思う今日この頃。
裾の形が可愛いので、下半分の写真を載せてみますが、本の目次写真では前後でこんなに差は出てないです。なんか間違えたかしら。置き方もあるのかな。

今まで買ったことのあるダブルガーゼのシャツとかパジャマって、割と縫い目や縫い代、生地自体が傷みやすかった気がして、このシャツもどれぐらい持つかなあと着る前から考えてしまっています。回数を少なく着ようか、或いは着心地も使い勝手もよければ着倒してまた作るか。また作るのも楽しいからいいかなぁ。

今日も読んでくださってありがとうございました!

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