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ノーファンデ生活

渡仏した当初は、普通にお化粧していたのですが、周りを見渡して、メイクしてない(か、とっても薄化粧?)人も割といるのでは?…と思い始めてからは色々省略するようになり、マスク期間がそれに拍車をかけ、今は日焼け止めがわりとツヤ足しにラズベリーシードオイルを塗って、眉毛を描くだけになりました。家を出る時は色付きリップだけつけます。

自分で日焼止めパウダーを作ったこともブログに書きましたが、結局は石鹸で落ちないことが私には難点で、ラズベリーシードオイルを使い始めてからは出番が少なくなりました。日本では主に石鹸で落とせる日焼け止めやファンデを使っていたので、お肌は耐えてくれていたのですが、フランスに来てメイク落としを続けて使うようになるとやっぱり肌荒れするので、どうもこうもしようがなくなりました。
フランスって、石鹸で顔を洗う事が主流じゃないからだと思うのですが、石鹸で落とせるメイクって見つからないんですよね。そんなこんなでノーファンデに行き着いた私。「ラクな方に流れただけでしょ?」と言われると、まあ否定もできないんですが・・・(笑)
ちなみに、日本にいる時から洗顔はマリウスファーブルのマルセイユ石鹸です。石鹸で落ちるメイクをしている時はしっかり泡立てていましたが、今は汚れ具合によって、シャバっとした水分多めの泡で洗ったりして自分の油をとりすぎないよう加減しています。

ノーファンデまで到達するのに、ちょっとした葛藤はあって、「お化粧感」を出すというか、ちょっとぼやかすために、パウダーとかアイメイクだけはしたり、気になる箇所をコンシーラーでカバーしたりもして、今でもそういう日もあります。でも、自分のありのままの顔をみることが多くなるにつれ、「まあこんなもんか」と思うようになってきた気がします。ノーファンデでいられるのは、周りの目を気にしない心境になるということもあるし、そんな自分にOKを出せるっていうことも必要ですね。
ただ、鏡をみたら、口角をあげようとか、目がむくんでないかとか、顔色悪くないか(冷えてない?)チェックするとか、にこやかに笑ってみるとかは心掛けています。
手を加える箇所は眉とリップだけで、眉毛は地毛もあるのに結構しっかり描いています。リップは自然に馴染む色の時はツヤ感を大事にして、ちょっと気分を変えたい時はしっかり発色する口紅をポンポン塗りで浮かないように、でもお化粧感は出すようにつけています。

ところが、一時帰国した時のことを想像すると、やっぱり日本ではメイクしなくちゃと思うし、日本だと石鹸で落とせるメイクがあるので買いたいとも思ってるんですよね。もちろん、フランスもファンデをつけてメイクしている人が主流だとは思いますが、フランスにいると、なぜかノーファンデで平気でいられるっていうのは、日本よりフランスの方が、個人の勝手というか、そういう事であまり人を判断してない空気があるのかもしれませんね。

今日も読んで下さって有難うございました!

noouchiさん、素敵なイラストをお借りしました。有難うございます!

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