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【キャリア】褒められたけど嬉しくなかった話

今日も見に来てくださりありがとうございます!研究職、経理・総務、ITコンサルとキャリアを渡り歩くミドサーのワーママです。

ここ数日は私のキャリアの変遷などをお話ししていましたが、モヤモヤしたことを思い出したので共有します。OJTなどでメンバーを育成している方やマネージャー職の方にもしかしたらご参考になるかもしれません。

褒められたけど嬉しくなかったことがありました

私はよく周囲の方から「喜怒哀楽がわかりやすい」と言われます。誉め言葉的にも、ディスられている時も言われますが、楽しそうだったり不機嫌そうだったりがわかりやすいということですね。

そのため、公私関係なく褒められると素直に嬉しくて、表情に出てしまうことが大半です。

そんな中で(ほぼ唯一?)褒められたけど嬉しくなかったことがあります。
それは『こんな細かいところに気づけるのはお母さんならではですね』という前職の上司からの言葉です。
普通に誉め言葉じゃないの?と思う方多いと思います。
でもそれを言われたシチュエーション的に、ちょっとモヤっと来る感じでした。

どんな状況かというと、上司が気づかなかった書類の点に私が気づいて指摘しただけなんですが、上司からは上記のような言葉が返ってきました。

なぜモヤモヤしたのか?

上に書いた細かい点に気づける、とか一つのことに集中できるといったスキル・特性と言われるものって、生まれつきやその後の努力などで身についたものだと思うのです。

そんな私のスキル・特性を「お母さん」というとても主語の大きいグループで一括りにされてしまったので、私にはカチンと来たのだと思います。別にお母さん全員が細かいところに気づけるわけでもないし、掃除が好きなわけでもないし(私も掃除は苦手)、片付けが好きなわけでもない。同時にそういった発言が出るということは、お母さんたるものこうあるべき、思想が上司の中にあるのだろうなと透けて見えるようでした。

また上司は中年男性なので、『お母さんは気づけるけど僕はお母さんじゃないから気づけないや!テヘペロ』みたいな一種の甘えを持っている印象も受けてしまい、なおのこと不快でした。もちろん各自の凸凹を補ってプロジェクトを進めるのは大賛成ですが、まさかベンチャー企業でジェンダー観を押し付けられる(?垣間見せられる?)とは思っていませんでした。

変な誉め方をする人間にならないために

上記のジェンダーは関係なく、私は相手の表面だけでなく、しっかり観察して褒める人間になりたいです。ストレングスファインダーで『個別化』を持っているので、おそらく雑な誉め方をすると、そんな自分に嫌気がさすと思います笑 

澤円さんも以前似たようなことをおっしゃっていて、人の欠点を指摘するのは簡単だから馬鹿でもできるけど、褒めるのはよく観察しないとできないから難しい、と表現されていました。

褒めるといっても単なる「いいねいいね連呼じじい」ではなく、相手を観察したうえで求められたときに適切なフィードバックができる社会人になりたいものです。

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