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『お前は〇〇だ』とネガティブなことを言われても気にしなくていい〜ジジイに評価されるのは〇〇な人??〜

こんにちは!尾石晴さんのVoicyで凄く良いことが話されていたので、私の考えも交えつつシェアします。

私が聞いたのはこちらの放送です。

環境によって評価が変わる??

勅使川原 真衣さんの『働くということ 「能力主義」を超えて』という本を題材に、自分には〇〇が出来ないから能力がない、などと私たちがよく使う表現は実は違うんじゃないか、といったお話をされています。

例えばとある職場で私が『お前はコミュ力なさ過ぎ。なんとかしろよ』と言われたとします。

その後転職した先で『あなたはコミュ力がありますね!社員の模範です!』などといわれるケースはザラにあるのですよね。

このような感じで、その時々の環境や評価者によって、人への評価って変わるものだから、誰かからネガティブなフィードバックを言われたとしても気にしなくていい、と思うのです。

私も両親や友人らから「あなたは内向的ね」と言われて育ちましたが、現職では「外向的だよね?」と言われて困惑するやら嬉しいやらで、こうも評価が変わるのかと驚いています。

そのため、人から「君は〇〇だ」とネガティブなことを言われても、それはたまたまその状況だからあなたが〇〇であっただけで、別の状況になればあなたはまだ別の✕✕になるかもしれません。

そう考えると、一度誰かに「君はバカだ」等と言われたところで、環境や条件が変われば天才にもなりうるわけなので、『自分がバカであること』を絶対的な真実だと思い込むのはあまりにももったいないですね。

上司からの評価と心理学の関係

また放送中では、上司(評価者本人)と似た部下が評価される傾向にある、とお話されていました。

この説は私も以前別のところで聞いたことがあって調べたところ、どうやら類似性効果と呼ばれるものだそうです。

類似性効果:

人間は、「自分と似ている人に好奇心を抱く」という強い心理的バイアス(先入観)を持っています。これを心理学では「類似性効果」といい、採用の世界でも無意識のうちに「類似性効果」が表れているケースがままあります。

HRプロ https://www.hrpro.co.jp/agora/4106

類似性効果の説明によると、心理学的に私たちはつい自分と似た人を高く評価してしまう傾向があるようです。

そのため、「職場の苦手なジジイ上司からの期末評価が凄く悪かった。。」と落ち込んでいる方。落ち込む必要はありません。

ジジイ上司に評価される=ジジイ上司に似たところがある、ことになるからです。期末評価が悪い=ジジイ上司にあまり似てないため、上司にとって心理学的に類似性効果が発揮されづらいということになると思います。

こう思うと、ジジイに評価されなくて良かったー♫自分はジジイとは別物なんだー★と気が楽になりませんか(私だけか?)??

もちろん私たち自身も類似性効果には気をつけないといけません。例えば私の場合、自分の属性に近い人(出身県が同じ、好きなものが同じ、子の年齢が近い、ワーキングペアレンツなど)に対して変な義理というか情を持ってしまうことがあります。

今のところ管理職になるお誘いはありませんし、人間が評価する以上は完璧な評価は難しいと思いますが、上記の「情」など自分の特性を認識して評価しないと人によっては理不尽な評価になりうるなと、思いました。この点は注意ですね。

ということで、尾石晴さんの放送から思ったことを2つの切り口でお話してみました!紹介した勅使川原さんの本は近日届くので、読書して思ったことを改めて記事にできたらと思います!

それではまた!

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