毎日をタスクで埋めていないか?忙しい人こそ空白時間確保のすすめ
こんにちは!今日は、エフォートレス思考を読んだことをきっかけに、意図的に空白の時間を作るって大事だと気づいた話をします。
なぜ空白時間が大事なのか
皆さんは日々の生活に余白のような自由時間を設けているでしょうか。
ジブン株式会社マガジンを作成されている皆さんですと、現役世代ということでなかなか自分一人の自由時間は無い方が多いかもしれません。
私も、子どもが乳幼児の時ほどは慌ただしくはなくなりましたが、それでも心配事や学校・学童のお知らせ等にバタバタしています。
日々に空白時間が無く、毎日タスクに追われていると心がすさんでくるというか、忙しく日々を過ごしていた割に達成感が無かったり、『今週なにやったんだっけ。。?』ということが起きがちです。
反対に、少しだけでも仕事や家のことから離れて自由に過ごす時間があると、しばらく忘れていたことや、ちょっとしたアイデアなどが思い浮かぶことが定期的にあります。
私が経験した事例
一人カラオケ編
先日、所用があり、用事の始まる時間まで一人でカフェで過ごしていた日がありました。カフェでは適当に本を読んだりスマホを見たり、仕事のことはほぼ忘れて自由に過ごしていたのですが、ふと『自分のリラックス方法』について急に頭をよぎったのですよね。
その時、急に『私はそういえば学生の頃一人カラオケが大好きでよく行ってたな』と突然思い出したのです。思えば一人カラオケなど結婚してからおそらく行っておらず、自分がかつて一人カラオケで楽しんでいたことなどすっかり忘れていました。
その後、用事が終わってからまだ時間があったので〇年ぶりに一人カラオケで1時間半ほど歌いました。そのころは仕事で疲れ気味でしたが、嘘のようにすっきりした気分になったのを覚えています。
育休中の一時保育編
育休中にも似たような事例があります。
我が子の育休中なのでもう6年も前の、育児としては『ひと昔前』の話ではありますが、私は産後の精神面がなかなか安定せず、穏やかな私が(!?)夫や実家とも口論になるなど、なかなかの暗黒期でした。
暗黒期の原因の一つには、べき思考として「育休中の私が育児はしっかりやるべき」みたいなものがあったのです。もちろんそんな決まりは国の法律にも地域の条例にもないのですが、SNSや妊娠中に聞いていた情報等で育児たるものそうあるべきみたいな思考で、周囲から頼まれてもいないのに勝手に背負い込んでいたのです。
市の一時保育を見つけた当初も「風邪うつされたら困るし。。」などと私は消極的でしたが、夫にお願いされてしぶしぶ手続きし、当時生後10ヶ月の我が子を預けてみることにしました。
預け初日は2時間くらいの慣らし保育ではあったのですが、その時に一人で過ごしたカフェでの解放感と言ったら、普段住んでいる世界とは別世界にいるような、身軽で新鮮な世界でした。家で夫や実母が子どもを見ている中でのひとり外出とは違い、気兼ねなく過ごせるのが私には合っていました。
日中に一人の時間が出来たおかげで、一時保育の日は自分の好きなことをしたり、夕食用のメニューを普段より一品多く作っておくなど、少なからず家族にも還元することが出来ました。
また夫からも「一時保育に預けるようになってから表情が明るくなった」と言われたので、第三者からも目に見える効果はあったようです。
リフレッシュするのも、仕事の一つだと思う
この記事ではみんなも一人カラオケですっきりしよう!とか、一時保育を徹底活用しよう、と短絡的なおすすめを言いたいわけではありません。
今回の場合、仕事やストレス源を忘れる時間を作ったおかげで、昔の自分が好きだったことを思い出せたり、億劫だったけど重い腰を上げるきっかけになったことから、忙しくても強引に一人でゆっくりする時間を作るのは大事だと気づきました。
また今回の場合は、ゆっくりする時間を設けたおかげで、本業(仕事、育児、家事)にも良い影響がありました。
過去の忌まわしき習慣だと、休みなんて甘えだ!常に仕事のことを考えているからこそ社会人一人前だという考え方が一般的でした。今でもそのような価値観を持ち、それを押し付けてくる人もいます。
しかし、その価値観を以てして「頑張った」ところで、日本の失われた30年という現象を考えると、リフレッシュを悪とするおかしな精神論にも一因があったのでは、と考えてしまいます。
ただし『リフレッシュ』するにしても、会社の誰かが『そろそろ休んだ方が良いんじゃない?』なんて言ってくれることはほぼないですよね(もし言われていたら相当に疲れがたまっている状態だと思います)。そのため、誰かが私のことを見ていてくれて、『そろそろ休みなよ』と誰かが言ってくれる。。などと他人に期待するは良くないと思いますし、そのような期待をするのはある意味考えることの放棄だと思います。
人は基本的に自分のことにしか興味がありません。
自分はどこまですると疲れるのか、疲れたときの自分はどうなるのか、を事前に把握しており、自分のパフォーマンスを客観視出来ないと能動的にリフレッシュすることは出来ないと思うので、自分のパフォーマンスを定期的に観察したり、もしくは事前にブロックとして「この日は絶対に休む」という日を決めておくのが良いと思います。
ということで、忙しい毎日にもちょっとした空白を意図的に作ると、何かいいアイデアだったり、今までは億劫だったことも出来るようになるかも、という話を具体例付きで紹介してみました。
頑張ってるはずなのに今ひとつ空回りしている。。という方は、もしかしたら休息不足かもしれませんね。休憩も仕事の一つとして意識して、日々を過ごしてまいりましょう!
それではまた!
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