自分の常識は他人の非常識〜君の常識とか知らんがなと一歩引くこと〜
こんにちは!今日は木下斉さんと田中慶子さんの対談をきっかけにメンタルを削らずに助かった事があったのでシェアしたいと思います。
私が聴いた対談(後半)はこちらです。
前半のこちらもキャリアに悩む人は特に必聴です。
後半の対談では、日本の常識が世界の常識などと思ってはいけない、外国人の対応に『非常識だ!』と腹を立てる前に、自分が日本の常識を当たり前だと思い込んでないか振り返るのが大事、という内容が出てきて、フムフムと聞いておりました。
対談で聴いた内容のおかげでカジュアル面談の場で救われる
急に話は変わりますが、今の私にどんな求人が来るのか単純に興味があるということで、先週頃から転職スカウトサービスに登録しています(すぐ転職する予定はありません)。
スカウトの一つに届いたとある求人が、研究職時代の知見と現職のIT関連の知見が両方とも活かせそうな興味のある内容だったので、カジュアル面談として業務内容を詳しく聞いてみることにしました。
今回の面談先が外資系だからなのか、発言の一つ一つがかなりフラットかつストレートなのですよね。
日本語の敬語にありがちなまどろっこしい表現を一切削ぎ落としたような感じです。
一番強烈だったのは、私が回答したとあることに対して
『それって根拠ありますか?』って聞かれました。
え?アナタひろゆきさんですか??と一瞬困惑しました笑 圧迫面接でなく、カジュアル面談の場でまさかそこまでストレートに『根拠』を求められるとは笑
普段の私だと、カジュアル面談でそんなことをストレートに言われたら『はい?なんだコイツ?ウザー-』とプツンとなっていたと思います。
ただ、今回は幸いにも上記で紹介した対談を聴いた直後にカジュアル面談だったので、プツンとなる前に一呼吸置くことが出来たのです。
まさに日本(自分)の常識、世界(他人)の非常識というものですね。
私が面接官に対して勝手に思っていたこと
これまでは『面接たるもの、面接官はある程度こちらを丁重にもてなすべきである』みたいな思考が私にはあったのでしょう。
今回はカジュアル面談ということで、選考には関係のない場です。話を聞いて私が興味を持てなかったらその時点で私から辞退をすることも出来ますし、面接官も『コイツはないわ』とひっそりバツを付けておくことも出来ます。
そのため、カジュアル面談って対等なものであって、どちらかへ一方的に力が偏っているのはおかしいと。
であれば、面接官が必要以上に丁寧に相手へ接する必要もないのでは、という考えに至りました(ただし不必要にディスったりするのはまた話が別)。
また、今回は外資系企業でもあったので、そもそもバックグラウンドが日本でない方が面接官だったのかもしれません。そのため、『今まで私が受けてきた面接と比べて表現が砕けすぎている!あんたらの会社はおかしい!』と腹を立てるのも何か違うよなと思いました。
そのため、昔の私のように相手のストレートな発言に対してうまくスルーできたと言うか変に固執せずに済んだのです。
日本(自分)の常識、世界(他人)の非常識とはよく使われる言葉ではありますが、自分が無駄に相手から感情を振り回されないためにはものすごく有用な考え方だと思い知りました。
今回は私が相手に対して一瞬困惑したので、自分の常識は相手にとっての常識ではないとハッとしましたが、逆も成り立ちますよね。
こちらが公序良俗や法律、TPOにふさわしくないマナーに反したわけでもないのに、理不尽に誰か(皆さんの好きなクソジジイ・老害など)から怒りを私たちにぶつけられることもあるかもしれません。
そんなときは必要以上に自分を責めすぎず、『この人は自分の常識を当たり前だと思ってるんだな』と一歩引いた目で捉えることも、メンタルのためには必要だと思います。
ということで、木下斉さん&田中慶子さんの対談のおかげで、カジュアル面談でうまく冷静になれたお話でした。
それではまた!
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