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【新幹線運休の裏で】胸熱だった臨時列車のニュース!

こんんちは!今日は番外編として私が感動したニュースとそのポイントをお伝えしようと思います。

まず、タイトルと写真からして「???」と思われたかもしれませんが、私は父親の影響で鉄道が好きでして、毎年春ごろの各鉄道会社が発表するダイヤ改正のニュースや新型車両投入のニュースなど毎回興味深く見ているような人間です。

先日さいたま市内の新幹線用線路で架線が切れ、東北・上越・北陸新幹線が運休していましたね。

そんな中で、私が驚いたのは、救済策として「東京駅発の普通電車 仙台行き」という電車が爆誕したことです!

はい?どういうこと?、ではありません。
今回は東北新幹線が運休したため、「普通電車」が東京から仙台まで臨時で運行されたのです。

普通電車で東京から仙台とか、何時間かかるんだよ!?という話ですが、上記のトレインンタイムズさんの記事によると、東京駅から仙台駅までちょうど6時間。ただし停車駅は東北新幹線と同じ駅(東京、上野、大宮、宇都宮・・仙台 途中略しました)なのが頼れるヒーロー感あふれるスペシャルな感じですね。

私が驚いたのは以下の点です。

①意思決定から車両の準備、停車駅の選定まで、JR東の対応が早すぎる

今回の架線トラブルが起こったのが23日午前10時ごろ、そして急遽設定した臨時列車が当日の東京駅15時33分発というダイヤだったので、JR東の皆さんは新幹線の状況確認や各駅への指示、お客さま対応と並行して今回の在来線でのダイヤを考え、平日は運航していないE653系という特急用の車両を工面したのです。確実にお昼休みも返上したことでしょう。。臨時列車はかなり大混雑したようですが、大きなトラブルや事故もなく仙台に到着、JRの皆様には頭が下がります。。

②用意した車両が粋すぎる

今回JRが臨時列車として用意した車両がE653系という、普段は(平日)使われていない車両で、土日や祝日に常磐線方面の特急列車として使われているものです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/bd8e7f25351ea9432f0377a284b53c27e8d473e3/images/000

また車体の色がクリーム色と赤という、一部のファンには「国鉄色」として同じみのレトロな色なんですね。今回は東京駅から仙台まで走る電車ということで、電化区間の関係でこの車両がセレクトされたようですが、いつも東京駅近郊を発着する東北本線の車両(↓)ではなく、E653系というのが頼れる親分がキター!という感じでファンにはびっくりです!

https://media.jrenet.jp/articles/32   これは関東の方には見慣れた車両ですね

③駅での案内放送や電光掲示板の非日常感がたまらない

こちらの動画をご覧ください。臨時列車が途中で停車した大宮駅での様子です。

普通のJR東日本の接近放送じゃん、などと言う方はまだまだです(!?)。
「普通 仙台行きがまいります」と言っていますね?
また電光掲示板にも臨時 仙台 と書いてあります。

この動画の撮影場所は大宮駅の高崎線・湘南新宿ラインのホームですので、普段は東京・横浜・熱海方面の電車が来るホームです。仙台行きの電車は来ません。もちろんアナウンスや電光掲示板で仙台なんていう地名が出ることもありません(新幹線ホームならあると思いますが)。

そのため、臨時列車として「普通 仙台行き」などという電光掲示板の表示や、アナウンスは超超超貴重なのです。今回は新幹線運休の救済として運行された電車ではありますが、まさかの非日常感がファンには嬉しいところです。

最後に

東北新幹線が運休の裏で、頼れるヒーローのような臨時列車が走ったよというニュースのご紹介でした!新幹線の復旧に向けて全力を尽くしつつ、鉄道ファンをワッと驚かせるJRの対応は本当にあっぱれだと思いました。そして新幹線はすでに昨日から運行しているとのこと。どこまですごいんだ。。

いつか「なぜ私が鉄道好きなのか」を掘り下げられたらと思います。それではまた!

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