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『7つの習慣』を3年ぶりに読んでみた〜忘れていた部分もあるが出来ている箇所もあり嬉しかった話【繰り返しが鍵】

こんにちは!今日は『7つの習慣』という本を3年ぶりに読んだ話をします。


7つの習慣はいま私が読んでいるものは1996年に初版が発行されているので、今更それを読んだの!?と感じる方もいるかもしれません。

今回は子供の本を探すために市の図書館を覗いたところ、この本を見つけました。前回読んだ3年前とは私の生活がガラッと変わっていることもあって、もしかしたら何か気づくことがあるかなと思い、もう1回読んでみようということで借りてみました。

500ページほどある本なのですが6割ぐらい読み終えたので、今の時点で思ったことや面白かったところを書いてみたいと思います。

読んだことがない方のために、概要を説明するページを載せておきます。

様々なビジネス書籍のエッセンスが多く書かれていることに驚く

今回改めて読んでみて気付いたのは、コレって7つの習慣にも書いてあったんだ!というエッセンスが多いことです。

前回この7つの習慣を読んだのが2021年で、そこから丸3年経っているわけですが、この3年の間も7つの習慣以外にビジネス書を複数読んでいました。

発行年が古い本に関しては、発行当時の情勢とか時代背景が今とは異なるだろうということで、比較的新しい本を読むようにしていたのですが、その新しい本に書かれていたエッセンスがこの7つの習慣にはたくさん書かれています。

つまりこの7つの習慣は、今もどんどん発行されるビジネス書の原書というか古典的な存在として位置しているんだろうなという認識できます。

そのため、一度読んで終了してしまうのはもったいない本だなと思いました

自分がコントロール出来ること・出来ないこと

具体的にどんなエッセンスが書いてあったかと言うと、7つの習慣の中に、自分が関心を持つべきなのは自分が直接コントロールできることだけにしようという趣旨の表現が序盤にあります。

つまり、天気や人の感情、他人の言動などは自分にはコントロールができないので、心配したりそのことで不安になるだけ無駄ということです。

エネルギーを注ぐのであれば、自分がコントロールできる自分の感情や行動に注力しようという記載は、他の多くのビジネス書にも似た内容が書いてあります。そのため、自分がコントロールできること・ できないことに関する内容を今回7つの習慣で読んだことで、そういえば7つの習慣にも書いてあったんだなと復習として読むことができました。

コントロール出来る出来ないの『諦め』については、かつての私の比べると今はだいぶ出来るようになったと感じていて、昔は『こんな事を言って〇〇さんに〇〇と思われたらどうしよう』と、ありもしない心配を私はよくしていました。

ただ、私の事を〇〇と思うかどうかはもはや相手次第ですし、思われたところで仕方ないわ!と開き直れるようになったので、かなり生きやすくなりました。新卒で入ったホワイトなメーカーから転職をしたのも、このような考え方が身についたからだと思います。

本の内容を一言一句覚えるのは難しいですが、実は心の奥底にインプットされていて後になってからアウトプットされて威力を発揮する、そんなこともあるのだなと実感しました。

ミッションステートメント(考えや行動の軸)

本の中には自分のミッションステートメントを作ろうということで、自分の行動や考えの指針となる軸を作る章があります。

木下斉さんのvoicyを聞かれている方はもしかしたらピンとくるかもしれませんが、これって木下さんの放送で言うジブン株式会社の定款に当たるものですよね。

このように多くのビジネス書だったり、木下さんのような発信者の内容がぎゅっと濃縮されている、それがこの7つの習慣だと気づきました。やはりこの本は1回読んで読了!と終わりにしちゃいけない、そんな本だと痛感しています。

またミッションステートメントに関連してもう一つ思ったところがあります。

前回この本を読んだ3年前、私はまだメーカーで研究職をしていました。その頃は会社の評価制度や自分の役割やポジションがかなり明確になっていて、自分のミッションステートメントを作ると言われてもあまり今一つピンと来ませんでした。

すでに仕事で役割は定義されてるし、改めて仕事のミッションステートメントは作らなくてもいいか、とスルーしていたところが正直あったのです。

そこから3年経ち、転職を2回経て、今は3社目の会社にいます。今の会社はまだ設立して数年目とかなり若い会社であることもあり、1社目のメーカーの時ほど役割や業務範囲が明確ではありません。

そのため、私の場合は環境が変わったことでミッションステートメントのありがたみがわかりました。おそらく1社目にの会社にいた当時ではありがたみを実感できなかったものが、転職や時間を経て気づける点は、同じ本を何度も読む醍醐味だと思います

読んだことがあるとはいえ忘れている箇所も多い

もう一つ衝撃だったのはこの本にこんな内容、そういえば書いてあったっけという衝撃です。

おそらく3年前の時点では、読んでもフーンとスルーしてしまったり、そもそも文字面を追って読むことだけに満足して十分に内容を解釈できていなかったのだと思います。

具体的には、重要と緊急のマトリックスです。

富士フィルム フューチャークリップより
https://sp-jp.fujifilm.com/future-clip/visualization/vol27.html

皆さんは色々なところで見たことがあると思います。このマトリックスに関しても7つの習慣の中に書いてありまして、私はてっきりこの重要・緊急マトリックスの概念って最近のビジネス書籍で生み出された概念なのかと思っていました。

最近の本どころか、もうすでに30年近く前の本に重要・緊急の概念があったということで、本を読んでも意外と忘れているという衝撃と自分の記憶の頼りなさを覚えました。。

先ほどの繰り返しにはなりますが、このような名著に関しては1度読んで満足するのではなく、自分の手元に置いて定期的に見返す、そんな本だなと実感しています。そのため、この本を読み終えて図書館へ返却し、また自分用に購入しようと思います。

最後に

ということで読書好きの方から見たら超今更かもしれませんが、3年ぶりに7つの習慣を読んで思ったことを書いてみました。

改めて読むと、この本のエッセンスで『これは出来ているぞ』と思う部分もあれば、そういえばこんな内容も書いてあったっけと忘れている箇所もありました。

またこの本は多くのビジネス書だったり各種発信のエッセンスとなる内容が多く入っていることも今読んでみると分かりましたので、繰り返し読みたいと思います。

以上7つの習慣を6割ほど読んだ時点で感じたことをまとめてみました。

それではまた!




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