ルンルンが提示する[古くて新しい]ライバー像

今あやかき(いずれ菖蒲か杜若)の猛獣ことルンルンがYoutube上で大ブレイクしています。

それは丁寧な上にどこで身に付けたのかと感じる豊富な語彙、一部リスナーの不穏なコメントや行為にしっかりと注意を促すまっとうな性格、そして何よりアバターと完全解釈一致なかわいらしい声質があると思います。

またRPがよりアバターとの相性を高めていて、自身を「るんちょま」と呼称したり公式設定の体重が体長に対して軽すぎると指摘されると浮力によって目減りしていたと告白するなど適応力の高さがにじみ出ています。

このようなRPを全力で行うスタイルはいわゆるVtuber四天王が活躍していた黎明期に多くみられていたものであり、それをブレイクしたのがにじさんじの象徴月ノ美兎さんです。(初期から観ていたわけではないので伝聞です)

RP全力スタイルの良いところはゲームの腕が中途半端でも配信を楽しいものにできるところで、そのために雑談力が普通の配信者より必要になると分析しています。

逆に欠点はRPが剥げる危機が常にあることで、さらにRPが剥げたVtuber達はおおむね運営に批判的な言動を行っていることです。

よくにじさんじのアンチが持ち出す「にじさんじは監獄だった」という発言は待遇以上にRPの強制が苦痛だった面があり、特に初期は他の箱でもRPが普通だったため強めの誘導が行われていたのだと思います。

幸いにじさんじにはでびでび・でびるという成功例がありますし、大多数のライバーは自身のキャラクターに合うRPを無理することなく行っている状況です。

募集時からルンルンのアバターは変わっていませんし、辞めたライバー達も基本デビューが新しい人ほど運営のキャラクター付けは評価しています。

ですからルンルンを見つけ出したVTAの目利き力とルンルン自身の配信能力を信じてあやかきおよびにじさんじを推していきましょう。